ベストジーニスト受賞デザイナー有働幸司さん
生まれ育った熊本県で、DCブームの影響を受けつつもアメカジに傾倒した高校時代。地元のセレクトショップでリーバイス「501」を買ったのが、自分のデニム入門でした。
その後、上京してビームスでアルバイトを経験後、英国へ留学。再度、インターナショナルギャラリー ビームスでの販売を経て、ヨーロピアンデニムの魅力に開眼。思えば、それがその後のデニムスタイルを決定づけました。
「501を洗ってはくのが不変の日常」フォトグラファー 若木信吾さん
アメリカに留学した10代後半の頃は、スケートカルチャーに大きな影響を受けていたため、デニムはスケートブランドの極太シルエットのものが主流でした。
ラリー・クラークの映画『キッズ』に出てきたティーンのように、服はいつも上下ダボダボのサイズ感だったのを覚えています。
デニムを意識的にはくようになったのは、仕事を始めて日本とアメリカを行き来するようになった20代後半。
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