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⑦円山公園(八坂神社)

「花見といえば円山公園」の声も。京都を代表する桜の名所のひとつ

ライトアップ期間は、かがり火に照らされたしだれ桜が幽玄の世界を演出する(画像提供:京都市都市緑化協会)

ライトアップ期間は、かがり火に照らされたしだれ桜が幽玄の世界を演出する(画像提供:京都市都市緑化協会)


京都市内で、気軽に花見ができる場所として候補に挙がる円山公園。八坂神社や円山音楽堂、知恩院といった複数の神社仏閣や施設が点在する敷地の中央には、園のシンボル「祇園のしだれ桜」があります。

現在のしだれ桜は、根回り4m、高さ12m。樹齢200年超の初代から採取した種子を育てた2代目で、まだ若い樹木です。しかし枝振りは既に堂々たる風格を備え、見る者を圧倒します。毎年3月下旬から4月上旬には恒例の夜桜ライトアップが開催され、昼とはまた違った美しさを堪能できます。
【桜見頃】3月中旬~4月下旬
【木の種類】ヒトエシロヒガンシダレザクラなど
【OMO5京都祇園からのアクセス】徒歩1分
ご当地サポーターコメント
通称「祇園の夜桜」と呼ばれる「祇園のしだれ桜」のほか、園内のあちこちで、丁寧に手入れされた見事な桜の数々を見学できます。料亭、茶屋とあわせてお花見をお楽しみください。

円山公園(八坂神社)
URL:https://kyoto-maruyama-park.jp/
住所:京都府京都市東山区円山町
アクセス:京阪電気鉄道衹園四条駅から徒歩約10分
料金:無料
電話:075-561-1350(京都市都市緑化協会)
駐車場:有料


⑧巽橋(たつみばし)

1枚の絵はがきのような京都らしい景観に桜が映える

どこから撮ってもフォトジェニックな街並みは最寄り駅からも近く、アクセスのしやすさも魅力

どこから撮ってもフォトジェニックな街並みは最寄り駅からも近く、アクセスのしやすさも魅力


たびたびドラマや映画のロケ地にも利用されてきた祇園白川は、ベンガラ格子の町家と石畳の道、白川のほとりでそよぐ柳に京都らしい風情を感じる場所。特に春は、白川にかかる巽橋に華やかさを添える桜が絶景で、写真撮影を行う観光客でにぎわいます。

小さな橋のすぐ近くには、芸事を大切にする祇園の人々から信仰を集めてきた辰巳大明神があります。タイミングが良ければ、お社に手を合わせる舞妓さんや芸妓さんの姿を目にすることができるかもしれません。
【桜見頃】3月中旬~4月下旬
【木の種類】ソメイヨシノ、シダレザクラなど
【OMO5京都祇園からのアクセス】徒歩5分

▼第31回衹園白川宵桜ライトアップ
期間:2024年3月22日(金)~3月31日(日)
時間:18:00〜22:00
場所:京都市東山区・衹園新橋周辺
白川南通り(川端通り~辰巳大明神/220m)
備考:https://ja.kyoto.travel/event/single.php?event_id=4544
ご当地サポーターコメント
石畳の道と町家が連なる祇園らしい町並みが広がる祇園白川では夜桜も楽しめ、「衹園白川宵桜ライトアップ」が1週間ほど開催されます。

巽橋(祇園白川)
住所:京都府京都市東山区祇園
アクセス:京阪電気鉄道祇園四条駅から徒歩約7分

⑨鷲峰山高台寺

秀吉とねねの寺で咲き誇る、方丈庭園のしだれ桜

優雅なしだれ桜が、白砂を敷き詰めた枯山水「波心庭」に色を添える(画像提供:鷲峰山高台寺)

優雅なしだれ桜が、白砂を敷き詰めた枯山水「波心庭」に色を添える(画像提供:鷲峰山高台寺)


1606年(慶長11年)に、豊臣秀吉の正室・ねね(北政所)が秀吉を弔うために建てた寺院。境内の「高台寺庭園(名勝)」には「高台寺蒔絵(まきえ)」と呼ばれる豪華な蒔絵で飾られた、秀吉とねねの霊廟「霊屋」のほか、茶室が点在しています。

桜の季節には、波心庭(はしんてい)のしだれ桜を一目見ようと多くの観光客が訪れます。また、毎年恒例の「春の夜間特別拝観」も開催。昼間とは違った幻想的な雰囲気で夜桜を楽しめます。
【桜見頃】3月中旬~4月下旬
【木の種類】シダレザクラ
【OMO5京都祇園からのアクセス】徒歩8分

▼春の夜間特別拝観
期間:2024年3月中旬~5月上旬
時間:17:00~22:00(最終受付21:30)
拝観料:大人600円、中高生250円
ご当地サポーターコメント
ねねの道を散策しながら高台寺を観光するのがおすすめ。白く広がる波心庭に佇む大きなしだれ桜が有名です。

鷲峰山高台寺
URL:https://www.kodaiji.com/
住所:京都府京都市東山区高台寺下河原町526
アクセス:京阪電気鉄道祇園四条駅から徒歩約10分
時間:9:00~17:30(最終受付17:00)
料金:大人600円、中高生250円
電話:075-561-9966
駐車場:有料 ※有料拝観者は1時間駐車サービス有

⑩清水寺

荘厳な清水の舞台と桜の美景

桜と三重の塔の見事な春の景色

桜と三重の塔の見事な春の景色


言わずと知れた京都の世界遺産・清水寺も桜の名所として全国的に有名です。今から約1,200年前に開かれた寺院は、東山地区の音羽山中腹に建てられたもの。国宝と重要文化財を含む30以上の貴重な歴史的遺産が、大切に保存されています。

春になると、約1,500本もの桜が、崖から張り出した本堂の「檜舞台」を囲むように美しく咲き誇ります。その様子を奥の院から眺めるもよし、三重の塔を背景に桜を愛でるもよし。どこから見ても絵になる名刹です。また、この時期には「春の夜間特別拝観」が行われ、ライトアップされた美しい夜桜も楽しめます。
【桜見頃】3月中旬~4月下旬
【木の種類】ソメイヨシノ、ヤマザクラなど
【OMO5京都祇園からのアクセス】徒歩16分

▼春の夜間特別拝観
期間:2024年3月23日(土)~3月31日(日)
時間:18:00~21:00(最終受付)
拝観料:大人400円、小・中学生200円
URL:https://www.kiyomizudera.or.jp/event/yakan.php
ご当地サポーターコメント
ことわざ「清水の舞台から飛び降りる」の由来ともなっている檜舞台と桜のコラボレーションは、ライトアップにより、さらに美しくその姿を私たちに見せてくれます。
画像提供: 清水寺

画像提供: 清水寺

清水寺
URL:https://www.kiyomizudera.or.jp/
住所:京都府京都市東山区清水1丁目294
アクセス:JR京都駅からバス乗車、「五条坂」下車徒歩約10分
時間:6:00~18:00 ※閉門時間は年、時期によって異なる。
料金:大人400円、小・中学生200円
電話:075-551-1234


※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
 


記事提供:星野リゾート

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