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2024.03.21

あそぶ

星野リゾートスタッフ厳選! 春の京都を楽しむ、定番・穴場のお花見スポット10選



当記事は「星野リゾート」の提供記事です。元記事はこちら。

例年3月中旬を過ぎると、京都に春が訪れ、桜が花開きます。1200年もの時を重ねてきた古都の、歴史的な神社仏閣に華を添える見事な桜。その美しい情景は人々を惹きつけてやみません。

本記事では「OMO3京都東寺」「OMO5京都三条」「OMO5京都祇園」からアクセスしやすい桜の名所をピックアップしました。旅行計画にぜひお役立てください。
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①東寺(とうじ)

世界遺産の寺院で咲き誇るしだれ桜「不二桜」

京都を代表する五重塔と不二桜の美しいコンビネーションは必見

京都を代表する五重塔と不二桜の美しいコンビネーションは必見


京都で唯一、平安京の面影を今に残す世界遺産、東寺。弘法大師が開いた日本初の密教の寺院として、格式の高いお寺でありながら、毎月21日に開かれる縁日「弘法市」には市外からも人々が訪れるなど、古くから市民に親しまれてきました。

春にはソメイヨシノなど約200本の桜が花を咲かせ、多くの観光客でにぎわいます。中でも2006年に三重県から移植された、樹齢130年超の八重紅しだれ桜「不二桜(ふじざくら)」は圧巻。夜桜ライトアップでは、五重塔とともに闇夜に浮かび上がる姿を見学できます。
【桜見頃】4月上旬
【木の種類】不二桜、ソメイヨシノなど
【OMO3京都東寺からのアクセス】徒歩10分

▼夜桜ライトアップ(金堂・講堂夜間特別拝観)
期間:2024年3月16日(土)~4月14日(日)
時間:18:00~21:30(最終受付21:00)
夜間拝観料:1,000円、中学生以下500円
夜間駐車料:1,000円
ご当地サポーターコメント
東寺のポスターによく使われる桜は不二桜であり、桜の名所とされています。国宝の五重塔を桜越しで写真に収めるのが人気です。
東寺(とうじ)
URL:https://toji.or.jp/
住所:京都府京都市南区九条町1
アクセス:近鉄電車「東寺」駅から徒歩約10分
時間:5:00~17:00
料金:無料(一部有料拝観あり)
電話:075-691-3325
駐車場:有料

②六孫王神社(ろくそんのうじんじゃ)

京都駅から徒歩圏内。清和源氏の祖をお祀りする、花見の穴場

京都駅から歩いて行ける距離。短時間の滞在でも立ち寄りやすいお花見どころ(画像提供:六孫王神社)

京都駅から歩いて行ける距離。短時間の滞在でも立ち寄りやすいお花見どころ(画像提供:六孫王神社)


創建は963年、清和源氏(せいわげんじ)発祥のお社として知られています。鎌倉幕府の初代将軍・源頼朝から8代前の、清和天皇の孫「源経基(みなもとのつねもと)公」をお祀りしている神社は、小泉八雲の「怪談」など、物語の舞台にもなりました。

3月中旬を過ぎると、境内の桜が色づきはじめます。ソメイヨシノの他、黄緑色の珍しいウコンザクラなどが徐々に満開を迎え、こぢんまりとした境内が桜で彩られます。池に泳ぐ鯉を橋とかけた「恋(鯉)の架け橋」とも呼ばれる良縁のスポットもお見逃しなく。
【桜見頃】4月上旬~4月中旬
【木の種類】ソメイヨシノ、ウコンザクラ、ギョイコウザクラなど
【OMO3京都東寺からのアクセス】徒歩15分
ご当地サポーターコメント
藤と桜で知られる神社・六孫王神社は隠れた桜の名所です。ソメイヨシノやしだれ桜、ウコンザクラをご覧ください。

六孫王神社(ろくそんのうじんじゃ)
URL:http://www.rokunomiya.ecnet.jp/
住所:京都府京都市南区壬生通八条角
アクセス:JR「京都」駅から徒歩約13分
料金:無料
電話:075-691-0310
駐車場:有料( 駐車料金は参拝時のみ無料)

③梅小路公園

貨物跡地ならでは!園内を彩る桜がフォトジェニック

見頃の異なる様々な桜が植栽されているため、長期間お花見が楽しめる(画像提供:京都市都市緑化協会)

見頃の異なる様々な桜が植栽されているため、長期間お花見が楽しめる(画像提供:京都市都市緑化協会)


JR京都駅から西へ徒歩で約15分。明治から大正にかけて、盛んに利用された貨物鉄道の跡地を活用し、1995年に開園した約13.7haの広大な都市公園です。公園のすぐ近くには、京都市初の「京都水族館」が2012年に、2016年には国内最大級の鉄道博物館「京都鉄道博物館」がオープン。

2019年にはJR「梅小路京都西駅」が開業し、アクセスがますます便利になりました。
桜が見頃を迎える4月からは、「すざくゆめ広場」を走るチンチン電車との撮影がおすすめです。
【桜見頃】4月上旬~4月中旬
【木の種類】ソメイヨシノ、ウコンザクラ、ヤエザクラなど
【OMO3京都東寺からのアクセス】徒歩15分
ご当地サポーターコメント
広い芝生が広がる園内でお花見したり、近隣のエンターテインメント施設で遊んだりと、ご家族やご友人、恋人など誰と訪れても楽しめます!

梅小路公園
URL:http://www.kyoto-ga.jp/umekouji/index.html
住所:京都府京都市下京区観喜寺町56-3
アクセス:JR「梅小路京都西」駅から徒歩すぐ
時間:常時開放 ※朱雀の庭、いのちの森 9:00~17:00(最終入場16:30)
休業日:無休 ※朱雀の庭、いのちの森 月曜(祝日の場合は開演、翌日休み)、12月28日~1月4日
料金:無料 ※朱雀の庭、いのちの森 小学生以上200円
電話:075-352-2500
駐車場:有料(近隣に駐車場がほぼないため、公共の交通機関の利用を推奨します)
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④高瀬川一之船入(たかせがわいちのふないり)

桜の花びらがはらはらと舞い散る、豪商が築いた古都の運河

当時の面影を残す高瀬舟と高瀬川、そして桜の情景が見事

当時の面影を残す高瀬舟と高瀬川、そして桜の情景が見事


市内を流れる水深30cmほどの浅い運河である高瀬川。京都を代表する豪商の1人、角倉了以(かどくらりょうい)が、江戸初期の1611年(慶長16年)から3年かけ、莫大な私財を投じて完成させました。「船入」とは、高瀬川を運航する船「高瀬舟」が荷物を上げ下ろしするために停泊する船だまりのことで、一番目の停泊場を「一之船入」と呼びます。

停泊場の川岸に並ぶソメイヨシノが花開くと、川面に花びらがはらはらと舞い散ります。さながら映画のワンシーンのような美しさは必見です。
【桜見頃】3月下旬~4月上旬
【木の種類】ソメイヨシノなど
【OMO5京都三条からのアクセス】徒歩10分
ご当地サポーターコメント
例年、元・立誠小学校周辺では、高瀬舟あそびや屋台が楽しめる「高瀬川桜まつり」も開催されます(感染状況により開催が変更になる可能性があります)。

高瀬川一之船入(たかせがわいちのふないり)
URL:https://ja.kyoto.travel/tourism/single02.php?category_id=9&tourism_id=184
住所:京都府京都市中京区木屋町通二条下ル一之船入町
アクセス:京都市営地下鉄東西線「京都市役所前」駅から徒歩約4分
電話:075-343-0548(京都総合観光案内所)


⑤京都御苑

のんびり散策できる隠れた桜の名所

苑内のあちこちでシダレザクラなど多種多様な桜が見学できる(画像提供:環境省京都御苑管理事務所)

苑内のあちこちでシダレザクラなど多種多様な桜が見学できる(画像提供:環境省京都御苑管理事務所)


平安の時代から明治初期まで、天皇家の執政と住まいを担った「京都御所」。その周囲に形作られた宮家や公家の屋敷跡が「京都御苑」です。国民のための憩いの場として開かれている現在は、大切に保存されている梅や桃、桜などの樹木をゆっくり見学できます。

早咲きのシダレザクラを筆頭に、ヤマザクラなど約1,000本の桜が植栽され、3月中旬から5月中旬まで長い期間楽しめます。特に苑の北西にある「近衛邸跡(このえていあと)」の壮麗なシダレザクラが有名です。
【桜見頃】3月中旬~5月中旬
【木の種類】ソメイヨシノ、ヤエベニシダレザクラ、サトザクラ、ヤマザクラなど
【OMO5京都三条からのアクセス】徒歩15分
ご当地サポーターコメント
1カ月で代わるがわる様々な種類の桜が咲くので、何度も訪れるのもおすすめ。西側の蛤御門からすぐの場所で咲く車返桜(クルマガエシザクラ)や、「学習院発祥の地」にある桜松など珍しい桜もお見逃しなく。

京都御苑
URL:https://www.env.go.jp/garden/kyotogyoen/
住所:京都府京都市上京区京都御苑3
アクセス:京都市営地下鉄丸太町駅から徒歩約5分
料金:無料
電話:075-211-6348((一財)国民公園協会 京都御苑)
駐車場:有料

⑥元離宮二条城

日本の歴史を見守ってきた、徳川家の城と桜の共演

ライトアップで浮かび上がる桜は、妖艶なほどに美しい(画像提供:元離宮二条城)

ライトアップで浮かび上がる桜は、妖艶なほどに美しい(画像提供:元離宮二条城)


1603年(慶長8年)、徳川家康が築城し江戸幕府将軍の拝賛の礼を行いました。1867年(慶応3年)には最後の将軍・徳川慶喜(よしのぶ)が、二条城二の丸御殿で政権を朝廷に返上する「大政奉還」の意思表明を行いました。江戸幕府の始まりと終わりを今に伝えるとともに、国宝の二の丸御殿や、絢爛豪華な建築物や障壁画などを多数保存している世界遺産です。

城内の50品種約300本の桜は、早咲きから遅咲きまで様々。豪壮な庭園と桜の華やかな美の饗宴に酔いしれてみませんか。「二条城桜まつり」ではライトアップも開催されます。
【桜見頃】3月中旬~4月下旬
【木の種類】ソメイヨシノ、里桜、山桜など
【OMO5京都三条からのアクセス】徒歩3分
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▼二条城桜まつり2024
期間:2024年3月8日(金)~4月7日(日)
時間:8:45~16:00(閉城17:00)、ライトアップ18:00~21:00(閉城22:00)
料金:ライトアップ(前売チケット)中学生以上1,600円〜、小学生1,000円〜
備考:日中の通常観覧とライトアップは入替制となります。
URL:https://nijo-jocastle.city.kyoto.lg.jp/event/sakura2024/でご確認ください。
ご当地サポーターコメント
「二条城桜まつり」では、文化体験や夜間のプロジェクションマッピングなどの企画が満載です(感染状況により開催が変更になる可能性があります)。

元離宮二条城
URL:https://nijo-jocastle.city.kyoto.lg.jp/
住所: 京都府京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
アクセス:京都市営地下鉄二条城前駅から徒歩すぐ
時間:8:45~16:00(閉城17:00)
休業日:12月29~31日
二の丸御殿観覧休止日:火曜(1月・7月・8月・12月)、1月1~3日、12月26~28日
料金:一般1,300円、中高生400円、小学生300円(二の丸御殿観覧料含む)
電話:075-841-0096
駐車場:有料
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