連載「漫画、般若。」とは…… “殺し屋の休業生活”という独特な切り口でコアなファンを集める漫画『ザ・ファブル』。
岡田准一主演の実写版映画もヒットし、この春からは待望のアニメ版の放送が始まるが、なんとオープニング曲でマイクを握るのは我らが般若!
もともと同作の大ファンである般若が語るファブル愛とOP曲の制作秘話は当然、必読。それでは本連載の記念すべき第10弾、スタート!
※以下『ザ・ファブル』(第一部)全22巻のネタバレあり。 ザ・ファブルのために書き下ろしたOP曲
『ザ・ファブル』(集英社)原作・南勝久。殺しのプロ・佐藤明が身分を隠しながら、大阪の太平市でひっそり暮らそうとする物語。『週刊ヤングマガジン』で連載。2019年と2021年に岡田准一主演で映画実写化され、4月6日からは日本テレビ系でアニメ版の放送がスタートする。
ついに来ましたよ、『ザ・ファブル』。
長年の『ザ・ファブル』ファンとして言わせてもらうと、「ようやくアニメ化か!」って感じですね。そりゃ間違いなく観ますよ……なんて思ってたら、オープニングテーマ曲のオファーが来たっていう。本当にありがたいことです。
正直うれしかったですね。『ザ・ファブル』は自分の曲でも何回か紹介してるくらい好きなんで。それを知っていてくれたのか、とにかく僕に白羽の矢が立った。もちろん、二つ返事で受けました。
制作は「苦戦するかな〜」と思いましたけど、大丈夫でしたね。『ザ・ファブル』を読んでる人ならわかってくれると思うけど、リリックの内容は納得のいくものになっていると思います。
2/5