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盛り上がるのはカオサン通り! ソンクラーンを楽しむ心得



コロナ禍で中止や規模縮小していたソンクラーンも、2023年に完全復活。僕は昨年バンコクで参戦してきました。

バンコクのなかでもいちばん盛り上がるのは、バックパッカーの聖地と呼ばれる「カオサン通り」。格安ホテルやレストラン、バーが立ち並ぶ約300mの通りが、人で埋め尽くされます。

市内のいたるところで盛り上がっていますが、この熱狂を楽しみたい方は、カオサン通りを目指しましょう。どこへ行くか決めたら、あとは参加費、服装、持ち物を押さえておきましょう。



基本的に参加費は無料です。路上で水を掛け合うので、誰もが気軽に参加できます。いや、参加させられます。道を歩いていると、誰にどこから狙われるかわかりません。

それも楽しいのですが、もう少し優雅に雰囲気を楽しみつつ、水を掛けられるより掛ける側にまわりたい方は、カオサン通り沿いのレストランやバーを利用して、テラス席を陣取りましょう。お酒を飲みながら、優雅に道ゆく人に水を掛けることができます。



服装は、もちろんびしょ濡れになるので水着着用がマストです。また、タイ人はソンクラーンではアロハシャツを好んで着るので、それに倣うのもおすすめ。

着替えは防水バックなどに入れて持参すれば良いですが、この時季のタイは暑期と呼ばれる1年でいちばん暑いので、乾きやすい服装であれば、水掛けエリアを離れて散歩するだけで、ある程度乾かせると思います。



持っていくべきマストアイテムは3つ。ゴーグル、水鉄砲、10バーツ硬貨です。ゴーグルは水から目を守るためなのですが、たまに水の中にヤードム(タイでリフレッシュなどに使われる嗅ぎ薬)を入れてくる悪い輩がおり、ヤードム入りの水が目に入ると、めちゃくちゃ沁みます……(ちなみに氷入りの水で冷水を掛けてくる輩もいます)。ですので、ゴーグルはマストで持参しましょう。



万が一忘れても、現地の屋台などで購入することもできますのでご安心を。水鉄砲も同様に、現地の屋台や大型スーパーなどで購入できます。ですが、その水圧は見かけ倒しのことがほとんど……。もちろんそれでも楽しめますが、強烈な水圧を求める方は、日本から持参することをおすすめします。

水鉄砲の水は使い切っても大丈夫。水の補給所があちこちにあるので、10バーツで補給してもらいましょう。


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