連載「男に刺さるソウルフード」とは…… 以前「マツコの知らない世界」(TBS系)の新大久保グルメとして登場し、マツコ・デラックスさんも絶賛した「タットリタン」。
鶏肉やじゃがいもを使用し、甘辛の味付けで韓国版の肉じゃがともいえる鍋料理だ。
韓国在住の元・ビームススタッフ、隅谷さんにもおすすめのタットリタンがソウルにあるという。
【写真9点】「マツコも絶賛する絶品鍋「タットリタン」の詳細写真をチェック 案内人はこの方! 隅谷洋平●1978年生まれ。’98年にビームス ジャパンのオープニングスタッフとして入社し、新宿のビームスジャパン、丸の内店、銀座店を経て、’17年に韓国のソウルへ移住。現在はセレクトショップ「バーバーショップ(BARBERSHOP)」のスタッフとして活躍。休みの日も古着店を巡るほどの服好き。韓国グルメにハマり、移住してから体重は10kg増。韓国人より辛いものを食べる。
こんにちは隅谷です。
前回の冷麺はいかがでしたか? ひとりでフラッと行けるのでおすすめですよ。
さて、今回ご紹介するのは鶏肉のピリ辛煮込み鍋「タットリタン(닭도리탕)」です。
日本ではあまり知られていない料理名かもしれませんね。僕は韓国在住なので日本のテレビは観ませんが、以前マツコさんの番組でもタットリタンが紹介されて、絶賛されていたとか。
ちなみに韓国ではタットリタンのことを「タッポックンタン(닭볶음탕)」と呼ぶこともあります。
諸説ありますが、タットリタンのトリが日本語であるという説があり、訳してみると、タッ=鶏、トリ=鳥(鶏)、タン=鍋。
“鶏鶏鍋”となり言葉が重複しているのがおかしいよね、という感じで名前を新たに作ってタッポックンタンとしたという話があります。
でも、料理的に言うとタッポックンタンはタッ=鶏、ポックン=炒める、タン=鍋でタットリタンよりも煮詰める料理という印象もあり、別モノと考える人もいます。
まぁ、韓国の方も半々でどちらも同じ認識で使ってますね。どちらにしても美味しいから良いか、と言うことで(笑)。
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