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キャラもカスタマイズ可能! ひとりでも楽しめるモードあり

そしてもうひとつ、「ワールドツアー」という1人プレイ用のモードが用意されていることも、格闘ゲームに触れてみようと思った大きなキッカケになります。

必殺技が簡単に出せるようになったからと言って、すぐに対人戦を始めるのは気が引けてしまいますが、1人用モードでコンピューター相手であれば気兼ねなく遊べます。

そして、実際に遊んでみましたが、このワールドツアーの出来がすごく良いのです。

従来の格闘ゲームといえば、1人用モードは用意されたキャラクターを使用し、ただただコンピューターと対戦を繰り返すだけで物語性は薄めという印象があったのですが、このワールドツアーは違いました。



まず、ワールドツアーは自分のキャラクターを作ることができます。しかも、かなり自由に、自分好みにカスタマイズできるのです。めちゃくちゃ筋肉質で体のデカい人も作れるし、細身でキレイな女性キャラなんかも作成可能。

僕はカンフー映画が好きなので、「サモ・ハン・キンポー」リスペクトで、自分の鉄塔という名前を混ぜ込んだ「テモ・ハン・トンポー」という名前のちょっとぽっちゃりとしたキャラクターを作りました。



このワールドツアーは、自分が作成したキャラクターがスト6の世界「メトロシティ」でさまざまなキャラクターと触れ合い、やがて大きな事件に巻き込まれていくというストーリーになっています。

自分の分身である「テモ・ハン・トンポー」が、「春麗」や「リュウ」といったお馴染みのキャラクターの弟子となり、彼らから技を教わることで自分が強くなっていくというシーンにはワクワクしっぱなしです。



また、このゲームでは街中で思い思いに過ごしている人たちとも戦うことができるという斬新な設定になっています。その辺を歩いているサラリーマン、道端で踊っているダンサーや路地裏でたむろしている悪人など、さまざまな人に戦いを挑むことができます。



なかには驚くほど強い一般人もいたりして、手痛い目に遭うこともありますが、そうやって戦っていくことで少しずつプレイヤーの格闘ゲームのスキルを上げていける設計になっているので、楽しみながら自分の上達を感じることができます。


4/4

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