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ベンチャーらしからぬ信頼感・安心感に期待


最初に販売を予定する台湾での価格は、バッテリーを含まないで20万台湾元(現在のレートで約95万円)からを考えているとのこと。現地で販売されている電動スクーターの約2倍のレベルになるという。

個性的なデザインと独創的な走りの世界、乗用車に近い快適性と2輪車に匹敵する機動性を両立していることを考えれば、日本はともかく、台湾やヨーロッパでは一定の需要が見込めるのではないか。

鮮烈なイエローのほか、ダークなカラーも設定予定だという(筆者撮影)

鮮烈なイエローのほか、ダークなカラーも設定予定だという(筆者撮影)


これまで書いてきたとおり、Lean Mobilityは会社としての体制も、クルマづくりのレベルも、良い意味でスタートアップらしからぬ信頼感や安心感を抱けるものだ。それでいてデザインやエンジニアリングは、日本発とは思えない大胆さがある。

i-ROADの快感を残しつつ完成度を引き上げた走りだけでなく、モノづくりやビジネスを含めて、絶妙なバランス感覚を備えていると思った。




森口将之=文
東洋経済オンライン=記事提供

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