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2024.03.25

ファッション

雨の日を“ハレ”に変える「ロロ・ピアーナ」の青い機能服。街で着るなら“ブルーグラデ”が正解

撥水効果のあるテープを施したシームや絞れる裾が雨を弾き、風を防ぐ。しかし、いわゆるアウトドア服とは一線を画し、ラグジュアリーストリートな感性が宿る一着。43万100円/ルイ・ヴィトン 0120-00-1854

撥水効果のあるテープを施したシームや絞れる裾が雨を弾き、風を防ぐ。しかし、いわゆるアウトドア服とは一線を画し、ラグジュアリーストリートな感性が宿る一着。43万100円/ルイ・ヴィトン 0120-00-1854

「BLUE 着こなし NOTE」とは……
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青い服の魅力を掘り下げる連載のリニューアル第1弾。トップバッターを飾るのは“青い機能服”。

まず青といっても、やや緑がかった青から深いネイビーまで、レンジが広く、色彩表現が多様であることに驚かされる。

そして、今回のテーマであるテクノロジーを纏った青い服は、我々の生活をより豊かに、贅沢な日常へと昇華してくれる稀有な存在だ。

「ロロ・ピアーナ」の青い機能服

コート69万9600円、デニム17万1600円、カーディガン101万5300円、Tシャツ7万3700円/すべてロロ・ピアーナ(ロロ・ピアーナ ジャパン 03-5579-5182)

コート69万9600円、デニム17万1600円、カーディガン101万5300円、Tシャツ7万3700円/すべてロロ・ピアーナ(ロロ・ピアーナ ジャパン 03-5579-5182)


ただ鬱々と過ごしていた雨の日が、待ち遠しくなる日に変わったら……。雨天が少なくない日本に暮らす我々にとって、生活が一変するほどのインパクトになるかもしれない。

そんな理想へ近づくための第一歩として選んだのが、ロロ・ピアーナの“青い機能服”。

もちろん、単に雨風を凌げればいいというのであれば、選択肢はいくらでもある。ガチのアウトドアウェアを選べばいいのだから。

しかし重要なのは、雨の日を心から楽しめ、着ることに高揚を覚える服であること。そんな視点で厳選した至高の1着がこちら。

強撚ウールで作られた“テック見え”しない服ながら、独自の「ストームシステム」加工により防水・防風性を獲得。洗練されたルックスと嵐も乗り切れるタフさを兼備する。

はき慣れた濃紺デニムやカーディガンで素材感に変化をつけたブルーのグラデーションを作れば、機能服に都会的な洗練が加わる。これが街で着るときの基本セオリーだ。

「そろそろ雨、降らないかな……」。そう思えるくらい余裕が出てきたら毎日がもっと楽しく、贅沢になるはず。雨の日を“ハレの日”に変えてくれる魔法の服なのだ。

清水健吾=写真 川田真梨子=スタイリング 早渕智之=文

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