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上級モデルも“原点回帰”のタフネスギア

ランドクルーザー1958の上のグレードである「ランドクルーザー」は、モダンな角目ヘッドライトになる。

ランドクルーザー1958の上のグレードである「ランドクルーザー」は、モダンな角目ヘッドライトになる。


「ランドクルーザー1958」の上級グレードになる「ランドクルーザー」には、さらに頼もしいトレイル機能が加えられる。オンロードで車両の揺れを防ぎ、オフロードではタイヤの接地性を高める「SDM(Stabilizer with Disconnection Mechanism)」を装備。

さらに路面状況に応じたオフロード走行支援を、6つのモードから選択できるマルチテレインセレクトや、車の床下を映像で確認できるマルチテレインモニターが備わる。

またオーディオマルチメディアタッチスクリーンは12.3インチに拡大され、スピーカー数も6から10へ増える。

さらに、ランドクルーザーグレードにはオプションで「プレミアムパッケージ」が用意されている。これを選ぶとオーディオがJBL製の最上級システムになり、デジタルミラーやヘッドアップディスプレイ等も装備される。

ファーストエディション。日本でも同様のグレードが登場するか!?

ファーストエディション。日本でも同様のグレードが登場するか!?


3つ目のグレード「ファーストエディション」は、ランドクルーザーにプレミアムパッケージを追加装備し、さらに丸目のLEDヘッドライトやルーフラック、フロントスキッドプレート等を備えた、全部載せみたいなグレードだ。

名前に“ファースト”と入っているくらいだから、恒久的なグレードにはならないのでは?と思われる。

どこへ行っても生きて帰ってくるためには、ベーシックなグレード「ランドクルーザー1958」で十分だろう。海や山での遊びがメインで、たまに家族と買い物にも出掛ける程度、ましてや砂漠を越えることのない日本で乗るならなおさらだ。あとは遊びの用途や見た目でオプションを選ぶ、という感じだろうか。

なんて、勝手に妄想を膨らましているが、そもそも現時点では日本仕様はまったく不明。日本のベーシックグレードがアメリカのそれと同じとは限らないし、ボディカラーも当然わからない。

だけど、妄想を膨らませたくなるほど魅力のあるランクルだということはよくわかった。あとは「2024年前半以降」とやらを、座して待つのみだ。

籠島康弘=文

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