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2024.03.07

ファッション

アートな「エルメス」に、一生モンの「ジョン ロブ」。大人の男に勧めたいプレミアムなアイテム集


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大人の男に相応しいエッセンシャルなアイテムとは、どんなものか。

使い心地が良く、長く付き合えて、こだわりが滲むもの。その要素はひと言では語れないが、プレミアムブランドの逸品は間違いなくその筆頭だ。

一生もののシューズや、毎日触れる革小物など。上品で洗練された雰囲気が、大人の余裕や貫禄をも演出してくれるだろう。

「エルメス」のアートなムード

15万1800円/エルメス(エルメスジャポン 03-3569-3300)

15万1800円/エルメス(エルメスジャポン 03-3569-3300)


エルメスを象徴する馬を中心に描き、その周りに時計、バッグ、ブレスレットなどといった数々のモチーフを配置。優雅で、大胆かつ繊細で、ユーモアがある。
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エルメスのカレ(スカーフ)は目を凝らせば凝らすほど、単なるファッションアイテムではなく、ひとつの芸術作品に見えてくる。そしてこういうアートなムードこそ、人生にも服にも欠かせないのではないか。

実利の物差しでは決して測れない豊かさ、心地良さがあるから。

「ジョン ロブ」のレザーシューズは一生モンだ

21万5600円/ジョン ロブ(ジョン ロブ ジャパン 03-6267-6010)

21万5600円/ジョン ロブ(ジョン ロブ ジャパン 03-6267-6010)


履く機会は少なくとも、必ず備えておきたいのがベーシックなレザーシューズ。ここぞというときに、それがあるかないか。お洒落の度量が値踏みされるアイテムでもある。

その最高峰のひとつがジョンロブの「シティⅡ」。黒のカーフレザー。レースステイは内羽根式。ストレートチップ。最もフォーマルとされる要素を、完璧な美しさで仕立て上げた一足なのだ。

底付けは耐久性が高くソールの張り替えが利くグッドイヤーウェルト製法。まさに一生モンである。
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旅のエトセトラは「ルイ・ヴィトン」が教えてくれる

各4400円/ルイ・ヴィトン 0120-00-1854

各4400円/ルイ・ヴィトン 0120-00-1854


旅は人生のエッセンシャル。それにまつわるエトセトラも、キャリーケースから下着にいたるまで吟味を重ねていきたい。

その中にはガイドブックも含まれる。事前の計画も現地での調整も、頼れる一冊があるとないでは充実度が変わってくるからだ。

1998年の発行以来、世界中の旅好きに注視されているのが「ルイ・ヴィトン シティ・ガイド」。ベテラントラベラーを唸らせる理由はその独特な視点にある。

神経科学者、建築家、スポーツ選手といった多種多様な寄稿者がそれぞれの都市で筆を奮い、ホテルやレストランなどさまざまなスポットが紹介される。
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デジタル版とともに現在世界33都市をカバー。フランス語版、英語版、中国語版(9都市のみ)が用意されている。言わずもがな旅立つときの相棒バッグは、ルイ・ヴィトンがエッセンシャルだ。

毎日触れる“SLG”こそプレミアムな逸品を

左からH7×W12cm 6万500円/フェンディ(フェンディ ジャパン 03-6748-6233)、5万4000円/ディオール(クリスチャン ディオール 0120-02-1947)

左からH7×W12cm 6万500円/フェンディ(フェンディ ジャパン 03-6748-6233)、5万4000円/ディオール(クリスチャン ディオール 0120-02-1947)


オーシャンズでは革小物のことを“SLG”(スモール・レザー・グッズ)と呼んだりするが、こういう細部までに手を抜かないのがファッション巧者だ。

ディオールのカードホルダーはご覧のとおり、スマホの背に貼り付くマグネット式。「CD ダイヤモンド」キャンバスの洗練されたパターンに心が躍る。

一方のフェンディはベルトループに簡単に掛けられるクリップと、コインケースを備えた万能選手。「FF」ロゴをあしらい、切り替えデザインを加えたファブリックが、実にスタイリッシュだ。

毎日触れるたびに気持ちがぐっと前に向く、プレミアムなSLGをぜひ。

この記事は、オーシャンズ4月号のほんの一部。すべての特集は本誌でチェック!

作木正之介=写真 野上翔太=スタイリング 加瀬友重=文

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