名店④ 白味噌が絶品の名店「白河手打ちラーメン あずま食堂」
最後に紹介するのは「あずま食堂」。
2020年10月に店舗をクラシカル&モダンな空間へとリノベーションしているため、一見、歴史が浅いように感じるかもしれないが、創業は1972年。ラーメン王国・白河の地で半世紀以上の歴史を刻んできた名店中の名店だ。
醤油ベースの「白河ラーメン」も提供するが、同店の看板商品は、何といっても「白味噌タンメン」。
伊達地鶏の分厚いコクを土台としながら、甘み豊かで香り高い白味噌を不動の主役に据えたスープは、うま味濃密でありながら、ひとすすりで、天然素材の滋味が五臓六腑の隅々にまで浸透する「優しさ」の塊。
数種類の小麦粉をブレンドして手ごねし、竹の棒で延ばして創り上げる自家製麺も、スープを過不足なく絡め持ち上げる、確かな技術に裏打ちされた絶品。噛むと顎を押し返すような強靭なコシが研鑽の跡を雄弁に物語る、麺の聖地・白河においても最高峰のひとつに叙せられる傑作だ。
白河市で、定番の「醤油」以外の1杯を食べたいと思ったら、是非、同店へと足を運んでいただきたい。
白河手打ちラーメン あずま食堂住所:福島県白河市鬼越28-3
営業:11:00〜15:00 木曜定休
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@azmax16