「GMLVAN G-01」。衝突被害軽減ブレーキや、自車を俯瞰で見渡せるアラウンドビューモニターを標準装備。
夢のマイホームには、パートナーのために広いリビングを見渡せるキッチンを備え、思春期を迎える姉弟にはそれぞれ個室を用意。さて、自分にはどんな部屋を作ればいいか……？
そんな思案の解決策に、マイルームは敢えて最小限サイズにとどめ、代わりにゴードンミラーの新型キャンピングカー「GMLVAN G-01」を選ぶという方法をご提案したい。何しろこっちは好きな場所に“動ける”んだから。
【写真7点】ゴードンミラーの新型キャンピングカーを写真でチェック 
サイドに備わるソファは折り畳み式。畳めばこんな風にバイクも積める。
2019年から始まったゴードンミラーのキャンピングカーシリーズ。これまでトヨタ「ハイラックス」や日産「NV200バネット」、ダイハツ「ハイゼットカーゴ」をベースに開発されてきたが、第4弾となる「GMLVAN G-01」はベースに日産「キャラバン」をセレクト。
ボディサイズはハイラックスベースの「V-01」を超える、全長約5.2m超、全幅約1.9m超、全高約2.3mと同シリーズの中で最大となった。
丸目4灯やマットブラックのサイドガーニッシュ等にステルスグレーのボディカラー。近日中にアイボリー色のボディカラー「ヴィンテージエクリュ」も用意される予定。
そんな大きなボディの主役を張るのはもちろん“部屋”部分。バックドアを上げると、ウッド×メタルでまとめられた “ガレージ”な内装の部屋が広がる。
フロアにはキズに強いアルミ縞鋼板が敷かれ、床に取り付けられたフックで積載した自転車などを固定することも可能。
当然、車中泊もできるようにフルフラットなベッドスペースを作れるし、畳めば触り心地がいいのに汚れにくい生地で覆われたソファになる。
大容量バッテリーを搭載。クーラーや冷凍／冷蔵庫など装備類を動かすのはもちろん、ドライヤーなど出力の大きな家電も使える。
カウンターの天板を開ければ＋10℃～－22℃まで1℃単位で温度設定が可能な冷凍／冷蔵庫。
だからソファに座って好きなモノを飲みながら、大型スクリーンで動画も楽しめるし、テーブルを床に取り付けてパソコンに向かうこともできる。
“ガレージ”側面にはスチールウォールバーを装備。その奥にある収納扉部分に専用デザインの収納ギア(ハンギングバッグ､ テッシュケース､ ハンガー）を装着可能だ。
もちろん快適に過ごせるように、空調システムも万全。家庭用クーラーの6畳用に匹敵する冷房能力を持つ専用クーラーと、車両の燃料を使用するため、燃料を別で準備する手間がかからないFFヒーターを装備。
そして大容量バッテリーに加えてAC100Vコンセント×4口､USB A×2口､ USB C×2口も備わるから、スマホやパソコンの充電はもちろん、ドライヤーや電子レンジだって使える。
ハンガーバーや収納だって備わるから、ウェットスーツから仕事用スーツまで、アウトドアギアから仕事用バッグまでしまうことができる。
インダストリアルな世界観を重視するため、無垢材ではなく、あえて合板を採用してそのまま見せている内装もGood。
その日の気分で海でも山でも好きな場所へ行ける“オレの部屋”。仕事に集中したいときは子供の声より波の音のほうがはかどりそうだし、「よし、終わった！」となれば、すぐ波に乗れる、あるいは野山をバイクで駆け巡れる。
オン／オフの間に挟む移動時間が不要だから、自宅の“オレの部屋”以上に何でもできる。
これだけ使い勝手の良い“部屋”を、家族が羨ましがることは避けられそうにないが、4人家族までなら、一緒にキャンプでもどこでも出掛けられる。
キャンプ道具もたっぷり積めるし、電子レンジが使えるからキャンプでの調理も簡単だし、車内温度は快適だし、夜は大型スクリーンで子供たちと動画を見れるし……と、パパの株は爆上がり必至だろう。
天井には調光機能付きのシーリングLEDライト。新開発された専用カーテンは夏場の日差しと冬場の冷気を遮断してくれる。
GMLVAN G-01の車両本体価格は1870万円。動かない家はママや子供たちの要望を叶えるを提案した上で、「オレの部屋は無くて良いから、これどう？ キャンピングカーとしても使えるし」と、家族に提案してみるのもありじゃないだろうか。
