従来の常識を覆す「山でも使える軽量なCB缶ガスストーブ」
「レギュレーターストーブ TriTrail(トライトレイル)」9900円/SOTO(新富士バーナー 0533-75-5000)※4月中旬発売予定。
続いては、日本製バーナーのトップブランド「SOTO」が満を辞してリリースする「山でも使える軽量なCB缶ガスストーブ」を紹介しよう。
従来、CB缶を燃料にしたガスストーブは寒さに弱く、重量とパッキングサイズも大きいことから山には不向き、とされてきた。その常識を覆すためにSOTOが開発したのが、4月に発売予定の「レギュレーターストーブ TriTrail(トライトレイル)」だ。
左が新作「レギュレーターストーブ TriTrail(トライトレイル)」、右が定番「レギュレーターストーブ ST-310」。見た目だけでも違いは歴然。
特筆すべきはCB缶タイプの同社の超ベストセラーモデル「レギュレーターストーブ ST-310」と比較して、59%もの軽量化、45%もの収納サイズのコンパクト化に成功したこと。
本体素材を軽量なチタンに見直し、支点となる脚をガス缶で大胆に代用して1本削るなど、思い切った軽量化によって本体重量はわずか136gほどに抑えられている。
「CB TOUGH(シービータフ)」440円(125サイズ)、495円(220サイズ)/SOTO(新富士バーナー 0533-75-5000)※4月中旬発売予定。
また、CB缶でありながら、雪山のような寒冷な環境下でもパワフルな火力を約束する「CB TOUGH(シービータフ)」の開発にも成功。
従来のCB缶よりも容器自体の耐圧性能を高めることにより、OD缶よりもリーズナブルながら、OD缶と同等の環境下でガス器具の使用を可能にする画期的な燃料となっている。
この新たなバーナーとガス缶の組み合わせが、これまでの山の常識を変え得る注目の新作である。
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