ミニカー以外のコレクションも格好いい
「ちなみに今、何台あるんですか?」という問いには、「数えたことがなので正確にはわからない(笑)」というTWIN-MILLさん。
予備(=同じモデルをストックする)も含めれば、軽く見積もっても1~2万台くらいはあるとのこと。それらはすべて、自宅のガレージに所狭しと並べられており、実車は駐車できなくなっている。
表に飾られていないバックヤード品も多数。
「クルマは外に駐めていて、ガレージはミニカー専用になっています(笑)。夏は暑く、冬は寒いので、エアコンを完備して常に快適なスペースにしようと画策中です。
表に出せず、飾れていないコレクションもたくさんあるので、ちょっと台数を整理してお気に入りを全て飾れるようにできればいいなと、マイペースにやってます」。
そんなガレージを見渡すと、ミニカー以外のコレクションにも自然と目がいく。
ホットウィールのデザイナーである、ラリー・ウッドさんの自宅にあったサイン入りのガスポンプ。兄弟から引越し祝いでもらったそう。
ホットウィールが描かれたスケートボードもある。
フリマ用にコレクター仲間が作ったオリジナルのサインボードやピンバッジ。
実車のポスター、デッキに未来都市を走るホットウィールが描かれたスケボー、元はラリー・ウッドさんが所有していたというガスポンプのオブジェ……などなど。
コレクターの友人とフリマをやるために、オリジナルで作ってもらったいうサインボードやピンバッチまである。
乾電池を入れてスイッチを押すと、音が出て動き出す。
極めつけは、“動くホットウィール”。かつてドラッグレースで実在した「スネーク&マングース」のミニカーが、サーキットアナウンスやエンジン音とともに、臨場感たっぷりに振動するという代物だ。
コレクション歴は実に28年。ホットウィールの奥深さをそのまま物語るような、趣味部屋のあるべき姿を見た。