限定品はもちろん、“エラー品”もレア!集め方の実例
集め方の実例として、TWIN-MILLさんからコレクションの一部を見せてもらった。
「車種縛りで言うと、フォルクスワーゲンの“ワーゲンバス”はずっと集めているモデルのひとつ。実車もアメリカで人気があるから、ミニカーも爆発的に人気になってしまった、っていうやつです」。
車種縛りで集めたワーゲンバスコレクション。
「限定モノも含めたらものすごい種類が出ていて、コンプリートするのはめちゃくちゃ大変。でも、それを自分のペースでコツコツ集めていくのが楽しい」。
もうひとつ、コレクションのテーマとして「面白い」と教えてくれたのが“エラーモデル”。いわゆる、品質不良品だ。
後輪がついてないエラーモデル。
「例えば、ボディにあるべきプリントが抜けていたり、前輪と後輪が逆についていたり、後輪だけついてなかったり、シャーシが前後に逆になってたり……。
要は、検品がちょっと甘いってことなんだけど(笑)、こういうことって日本のメーカーだとほぼ、あり得ないですよね。だから『逆にレア』だと、そこに悦びを感じて集めている人もいますよ」。
上がエラー品で、下が完全版。比べると面白い。
聞けば、製品化されなかった“未完成品”をイベントで入手したこともあるとか。
このまま商品化できそうなクオリティのプロトタイプ。
「このプロトタイプには、大御所デザイナーのラリー・ウッドさんのメッセージが入った証明書も付いてます。未完成品も世に出るといった、いい意味でアバウトなところも、ホットウィールの魅力ですね」。
5/5