▶︎すべての写真を見る シンプルにも関わらず、なぜだか無性に男心を刺激するアメリカのボディブランドのスウェット。
その魅力のワケを、ブランド創業の背景や名作の誕生ストーリーを踏まえて詳しく解説。
知ればもっと着たくなる、アメリカンスウェットの秘密をどうぞ。
メイド・イン・USAを貫くヘビーウェイトの代名詞
「クロスニット」の廃番モデルをハーフジップで復刻したショップ別注品。首元の紐はボディと同色が付属するほか、別の1色を選べる。2万7500円/キャンバー(ハイ!スタンダード 03-3464-2109)
そもそもは1948年、ペンシルベニア州にて生地工場としてスタート。のちにスウェット&Tシャツの生産に着手し、92年に自社ブランド「キャンバー」を立ち上げた。
現在でも素材からパーツ、縫製まで100%アメリカ製を守り続け、その製品は一貫してヘビーウェイトに特化。
スウェットでは、ワッフル地のライニングを張った19オンスの 「アークティックサーマル」、同じ仕様の14オンス 「チルバスター」、そして生地を横向きに使い、身頃の左右にリブを設けることで洗濯による収縮を抑えた12オンスの 「クロスニット」 が看板シリーズだ。
これらはいずれも保温性が高いためアウターにも十分。サイズはS〜7XLに加えて最大7XLトールまで取り揃え、ほぼ全アイテムで11色のカラーバリエーションを用意。
古くは90年代、初期の裏原系ブランドがベースボディに用いていた。当時のブームを体験したオーシャンズ世代の中には、そこでキャンバーを知った人も少なくないはずだ。
2/3