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お互いのセックスの満足度を上げる方法とは?



前回の記事で、「男女ともに性生活を生涯、楽しみたいという割合が最も多い」というアンケート結果を紹介したが、今回は女性に焦点を絞った調査結果を踏まえて、女性の性事情について見ていこう。

調査対象は、全国のZ世代~バブル世代の女性2585人。パートナーの年代に合わせて注目してほしい。

まずは、全世代の「セックスにおける最優先事項」について。

『月刊TENGA』調べ

月刊TENGA「女性の性 白書2023【前編】」より。


これは全世代共通で、「自分が快感を得られること、気持ちいいと思えること」が1位。「相手とのスキンシップ」が2位、「相手との関係性を構築する」が3位と続く。

『月刊TENGA』調べ

月刊TENGA「女性の性 白書2023【前編】」より。Z世代:1996年~2004年生まれ、Y世代:1980年〜1995年生まれ、ミレニアル世代:1981~1996年生まれ、ロスジェネ世代:1970~1984年生まれ、バブル世代:1965~1969年生まれ(各世代の区切りは諸説あります)


世代別で見ると、Z世代の3割以上が「相手が快感を得るため」と回答している一方で、ミレ二アル世代の3割以上、ロスジェネ世代・バブル世代の2割以上が「自分が快感を得るため」と回答。セックスの目的には、多少の世代差が見てとれる。

『月刊TENGA』調べ

月刊TENGA「女性の性 白書2023【前編】」より。


続けて、「セックスの際のコンプレックス」について見ていこう。

こちらは明らかな世代差がある。Z世代「デリケートゾーンの臭い」(25.3%)、「デリケートゾーンの黒ずみ」(25.1%)、「デリケートゾーンの形」(13.2%)と、デリケートゾーンに関する悩みが顕著。

一方で、ミレ二アル世代・Y世代・ロスジェネ世代・バブル世代では、「オーガズムが得られない」「中でイケない」などが上位に。この結果については、「年齢による体の変化が影響している」と原田さんは言う。



「年齢を重ねるごとに濡れにくくなったり、筋肉が硬くなることで、挿入時に痛みを感じる“性交痛”に悩む女性は非常に多いです。また、産前・産後で女性の体が大きく変化することも知っておいてほしいですね。

『性交痛が原因でセックスができない』という場合、痛みを緩和する成分が含まれている潤滑剤なども有効です。あるいは、セルフプレジャー(マスターベーション)アイテムなどを活用して満足度を上げるのも良いかもしれません」(原田 樹さん、以下同)。

[左]デリケートゾーンにうるおいを与えるジェルローション。「モイストケアジェル」(1210円)。

[左]デリケートゾーンにうるおいを与えるジェルローション。「モイストケアジェル」(1210円)。



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