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「早漏=射精までのスピード」の捉え方には男女差がある

はじめに、TENGAが調査した40代男性の性の悩み、上位6つから見ていこう。
1位 早漏
2位 パートナーがいない
3位 ペニスのサイズ
4位 セックスの頻度が少ない
5位 マスターベーションの方法や満足度
6位 セックスレス

[TENGAヘルスケア 性生活調査 期間:2023年3月23日~3月24日 人数:男女それぞれ5000名ずつ(計10000名) 対象者:18-69歳の男女]
という具合だ。

まず、最上位が「早漏」という結果を意外に思うかもしれないが、そもそも、“早”漏の基準はどこにあるのか気になるところ。



「早漏と判断する基準は、国際性機能学会によって定義づけられた3つの項目があります。これは、セルフチェックする上でも基準になると思います」(原田樹さん、以下同)。

・挿入から1分以内、もしくは挿入の前に射精してしまう状態
・セックスの相手が変わっても射精を遅らせることが困難な状態
・射精が早いことにストレスや苦痛を感じている状態

もし当てはまる場合、最初の2つは、早漏改善のためのカップアイテムなどを使ってトレーニングをする、といった解決策があるそうだ。

「メンズトレーニングカップ キープトレーニングカップシリーズ」(各1100円)。刺激レベルの違う5つのカップを使用し、徐々に強い刺激に慣らしていくことで射精のタイミングをコントロールするためのトレーニングができる。

「メンズトレーニングカップ キープトレーニング」(各1100円)。刺激レベルの違う5つのカップを使用し、徐々に強い刺激に慣らしていくことで射精のタイミングをコントロールするためのトレーニングができる。


では、原田さんが挙げた3つめのポイントはどう解決するべきか。

「『射精が早いことにストレスや苦痛を感じている状態』というのは、仮に正常に射精できる状態であったとしても、本人がストレスを抱えている状態のこと。これも『早漏』と言って差し支えありません」。



「ここで考えてほしいのが、女性からの目線です。弊社が独自で調査したところ、男性と女性では、射精までのスピードに対する捉え方に差があるという結果が出てています。

つまり、男性が早漏だと悩んでいても、女性からすると『そんなに長く保たなくてもいいよ』と思っている方が多かったりするんです」。

一般的に、女性が思う理想的な挿入時間は10分にも満たない程度だというが、10分でも『自分は早漏だ』と捉えてしまう男性も多いのだとか。

「早漏かどうかの捉え方には男女差があることを認識して、ひとりで思い詰め過ぎず、相手が『どれくらいの長さを求めているか』などを臆さずに話し合ってみてください。性に関するお悩みを解決するには、やはりコミュニケーションがいちばん大切です」。

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