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2024.01.25

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ナゼそこに?人気バーバーショップ「MR.BROTHERS CUT CLUB」がガーナに理容学校を開設したワケ



特定非営利活動法人の「CLOUDY(以下、NPO CLOUDY)」と「ファイヤーワークス」は、「CLOUDY MR.BROTHERS CUT CLUB」BARBER ACADEMY PROJECT in GHANAの職業訓練校を1月21日に開校した。

このプロジェクト自体はすでにオーシャンズでも紹介済みだが、ついに始動したカタチとなる。

人口約3283万人を有するガーナは身嗜みに気を使いお洒落を楽しむ文化で有名だが、若年層の失業率の高さが社会問題となっている。手に職をつけたい人達の技術を学べる環境がない、働く場所がない現状だ。

そこでNPO CLOUDYは、「ミスターブラザーズ・カットクラブ(MR.BROTHERS CUT CLUB)」とパートナーシップを締結。理容師の育成を通じて雇用を創出すべく、“CLOUDY × MR.BROTHERS CUT CLUB” BARBER ACADEMY”をガーナの首都アクラに開校することとなった。

【写真4点】「人気バーバーショップがNPOと組んで、ガーナに理容学校を開設」の詳細を写真でチェック



現地へ定期的に日本から講師を派遣し、独自のトレーニングプランを作成。講師による研修を実施し、基礎的な技術から顧客へのケアまで、ミスターブラザーズ・カットクラブの質の高い技術とホスピタリティをアカデミーで指導していく。

初年度は年間で60名の生徒を迎え入れ、1年間で合計2000時間のトレーニングを積ませる。授業は3学期制で、各学期の終わりに試験を実施、試験に合格する度に証明書を発行する。合計3回の試験+最終総合試験に合格したものに修了証書を授与し、その後の雇用機会の提供や開業支援を行う。



ガーナでバーバーショップを経営し、理容師育成にも積極的に取り組むMr. Ron氏ともパートナー契約を締結。

トレーニングメニュー作成や実際の指導を通して日本・ガーナ双方の技術、ノウハウの提供、能力を高め合える関係を構築していく。ガーナに普遍的な存在としてバーバーカルチャーを根付かせ、さらなる発展に寄与し、将来的には、卒業生への開業支援、海外での活躍機会の提供など、若年層の高い失業率の問題を解決し、雇用創出へつながる未来を創造していくことを目指している。



プロジェクトのロゴにはガーナに対する思いを取り入れた。ガーナの国旗カラーである赤は独立のための戦いで流れた血を、黄色は金鉱山に代表される豊かな地下資源を、緑色は豊かな森林と実りある農業を象徴している。黒い星は、アフリカ独立運動の父と言われるガーナ初代大統領のエンクルマ、およびアフリカの自由・統一を象徴している。

[問い合わせ]
NPO CLOUDY
https://cloudynpo.org/

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