職業柄、大胆に遊ぶのは難しい、似合う髪型がわからないなどなど、大人のヘアスタイルには制約や悩みがつきもの。同世代はヘアスタイルにどんな要望を持って、どう楽しんでいるのか? 人気バーバー&ヘアサロンに直撃し、その改造実例を見せてもらった。
NY仕込みのバーバースタイルで男を磨き上げるLUDLOW BLUNT(ルドローブラント 代官山店)NYのセレブやファッショニスタに愛される名門バーバーの代官山店。内装は本店に倣って、1920〜’30年代のオールドアメリカンな世界観を表現。バーバー仕込みのテクニックを駆使し、日本人の顔形に沿うスタイルを提案。顔剃りがセットになったコース(1万円〜)も人気。カットをすると、併設されたカフェバーのコーヒーorビールのチケットが貰えるのも気が利いている。
トップが高めのハチ隠しフェードカット
外食産業 マネージャー 近藤浩人さん Age 35バーバー風のキレイめかつ膨らむハチを抑えられる髪型に食関係に従事することもあり、また1年ほど前にバーバースタイルのルドローブラントと出会ったこともあり、クリーンな見た目を目指すようになった。今では月1回のペースで店へ通うほどに。毛量が多く、硬い直毛という髪質のため、ハチ付近が膨らみやすいのが悩み。それをサイドをすっきりさせつつ、男臭くなりすぎないようトップはある程度残し、解決。
トップの長さを残してアイキャッチにするサイドが膨らみやすい人は、トップに高さを持たせると、髪が伸びても目立ちづらい。ここでは前髪を5cm、トップを4cmほどの長めにカットし、少し梳いて軽やかに。
サイドはバリカンでフェードカットにサイドは上から6mm〜1.5mmと、部位ごとにアタッチメントを変えながら、バリカンで短く刈り込む。フェード感を出すことでスッキリとさせた。
セットは毛流れに沿い流しながら立てる前髪やトップは、毛流れに沿った方向へ流しながら立てると自然。ホールド感の高いポマードを使えば、セットも再整髪も簡単だ。艶感にムラが出ないよう、サイドにも馴染ませよう。
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