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腸が良くなると「便」が変わる

――腸活を始めると何日くらいで腸の調子が整ってきますか?

2、3日、遅くとも一週間くらいで変わります。バロメーターとなるのが「便」の状態。ニオイが臭くなくなった、きばっていたのがすっと出る、柔らかいものが固形に変わった、ということがわかってきたら、それは腸の調子が良くなった証拠です。

――ちなみに先生の腸活ルーティーンは?

腹巻、運動、お風呂に入る。朝は手作りのニンジンジュース、昼は生姜を入れたみそ汁、夜はもずく、納豆、みそ汁を食べたり飲むようにしています。この腸活ライフを17年以上続けています。

腸活って日々の積み重ねで、腸年齢に抗うというよりも、進んだらちょっと戻るを繰り返すアクション。でもそれが腸のエイジングケアにつながると思います。

――腸のフェーズは年齢で変わりますか?

漢方医学などでもいわれていますが、人のターニングポイントは40歳。ただ若い人もいれば老け込む人もいて、実際は個人差があると思っています。腸年齢も個人差がありますが、40歳くらいになると、消化吸収や排泄する力など、そういう腸の動きがだんだん弱まってきます。

30代〜50代もケアの内容は同じです。年齢とともにより腸活を意識していきましょう。


若々しい腸環境をキープして体の内側から健康改善することが健康寿命を引き上げる秘訣となりそうだ。

アントレース、メディア・ビュー 荒木奈々=取材・文

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