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2024.01.20

ファッション

アンティークから数シーズン前の名作まで。「ベリーデイジ」デザイナーが愛用するレザーの極上品

「ベリーデイジ」のジャケット。スウェーデンの60〜70年代のレザージャケットがモチーフ。

「ベリーデイジ」のジャケット。スウェーデンの60〜70年代のレザージャケットがモチーフ。

「Feel So Goodなモノ語り」とは……
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ベリーデイジ デザイナー
河合 淳さん
複数のブランドのディレクションを長年手掛け、その集大成として2023年AWにベリーデイジを始動。国や時代に限らず、あらゆるヴィンテージに精通した目利きとしても知られる。

価値あるヴィンテージやアンティークに魅せられて、長い間コレクションしてきました。

ですが、いざ身に着けるとなると、全身ヴィンテージというスタイルにはあまり興味がありません。

「フラテッリ ジャコメッティ」のブーツ。木型が自分に合うというジョッパーブーツはこの数年ヘビロテ中。

「フラテッリ ジャコメッティ」のブーツ。木型が自分に合うというジョッパーブーツはこの数年ヘビロテ中。


心地いいと感じる装いは、新旧の良さを適度にミックスしたもの。

例えば大好きなレザーアイテムも、かなり古い時代のアンティークから数シーズン前の名作、そして最新のアイデアが盛り込まれたインラインまで、同列で捉えて身に着けてこそ、初めて格好いいと思える。

「ロエベ」のバッグ。メンズ版のエクストララージハンモック。目を引くユニークなフォルムが持ち味。

「ロエベ」のバッグ。メンズ版のエクストララージハンモック。目を引くユニークなフォルムが持ち味。


「デンツ」のグローブ。ペッカリー革を使用したアンライニングタイプ。品の良さと武骨さがいいバランス。

「デンツ」のグローブ。ペッカリー革を使用したアンライニングタイプ。品の良さと武骨さがいいバランス。


それを踏まえて、国やテイストは関係なく、新旧の傑作レザーは常に追い求めています。

「ティファニー」のベルト。1915年前後のアンティーク。縦型のバックルは、トップスをタックインすると収まりがいい。

「ティファニー」のベルト。1915年前後のアンティーク。縦型のバックルは、トップスをタックインすると収まりがいい。


特にどこかクセのあるものが好きで、出会ったらすぐさま手に入れます。
この記事は、オーシャンズ2月号のほんの一部。すべての特集は本誌でチェック!


品田健人、箱島崇史=写真 オオサワ系、黒澤卓也=文

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