徹底的に守りたい“食中毒の防止3原則”
ーー家庭内で食中毒を出さないために気を付けるポイントを教えてください。 家庭内での食中毒を防ぐためには、厚生労働省が発表している「つけない」「増やさない」「やっつける」の食中毒の3原則を徹底して守る必要があります。
食中毒菌を増やさないためには、適切な保存方法で早く食べてしまうのが効果的です。食中毒菌をやっつけるためには、加熱処理を適切に行いましょう。
問題は「つけない」です。家庭内で食中毒菌をつけてしまう例としては、まな板でお肉を切った後に洗わず、サラダなどを作ってしまうことなどが挙げられます。
また、手に食中毒菌が付着している状態で調理をしないように、手洗いや手袋をして料理するのが良いでしょう。
ーー最後に読者の方に向けて、家庭内の食中毒で最も気を付けるポイントを教えてください。 繰り返しになりますが、業者の管理不足による食中毒の被害は毎年起きています。食べる前に腐敗・変敗が起きていないか、五感で確認することが重要です。
あとは、食品に触れる前に手を綺麗に洗うこと、適切な温度管理や消費期限を守ってなるべく早く食べることが大切です。
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食中毒を起こさないためには、「つけない」「増やさない」「やっつける」の食中毒対策の3原則を徹底して守ることが大切だと分かった。
自炊をあまりしない場合でも、冷蔵庫を過信しすぎないことや加工されている食品への注意点など、重要事項を忘れないでおこう!