食中毒が起きる原因と家庭で注意するべき食材・食品
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ーー食中毒が起きる原因を教えてください。 食中毒は、細菌やウイルス、寄生虫、有害化学物質などの原因となる物質が付着・混入した食べ物を食べることで発症します。水分の状態や温度によって、細菌は増殖するため、特に注意が必要です。
ーー家庭内で食中毒が起きやすい食品はありますか? 基本的にすべての食材・食品は、食中毒を引き起こす可能性があります。そのため、冷蔵庫を過信せず、早めに食べるのが大切だと覚えておいてください。
食材・食品の中で注意しなければならないのは、やはり食肉です。生の食肉には、基本的に食中毒菌がいるとみなし、入念に加熱してから食べてください。
また、食中毒を引き起こしやすい食材というわけではありませんが、五感で状態が良くないと感じた食品は食べないことです。加熱や加工をして食べようとする方が多い印象を受けますが、菌が死んでもその前に出た毒素が残っている可能性があります。
また、多くの食中毒菌は単独で増殖しても食品の変化がほとんど感じられないことから、食中毒の発生につながってしまう危険があります。
そのため、少し食材が古くなってしまったと感じたら、無理に食べないで捨ててしまうのが安全です。
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