OCEANS

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このMCを務めたのは、ラジオDJとしても知られるNICOさん。自身もサーフィンを楽しみながら、各地の大会の実況ほか、審判資格も保有するという海男のひとり。彼の軽快な進行で、海やサステナビリティについての有意義な話が展開されたのだった。

湘南に住みサーフィンはプロ並みの腕前だというマーシーさんは、「アフターサーフには、片手に収まるゴミを拾って帰るという“ワンハンドアクション”を必ず行います」と、海に関わる男としてのマイルールを披露。



近年、沖縄に移住をしたという、ザ イノウエブラザーズの兄、井上聡さんも日頃から海の近くに住まうことで、海への意識も高まっているという。

「自然の大切さは非常に痛感していますね。自分に何ができるのか、というのは、日頃から感じていることです。僕たち兄弟が育ったデンマークは海に囲まれていますが、夏でも寒くてなかなか入れません(笑)。沖縄は温暖ですので、気候的にも海は身近ですから」。

3×3バスケの日本代表選手、落合知也選手も来場し登壇。コラボレーションモデルも展開しており、この世界観にもコミットしている。

3×3バスケの日本代表選手、落合知也選手も来場し登壇。コラボレーションモデルも展開しており、この世界観にもコミットしている。


そして、イギリス在住の弟、清史さんは、最近サーフィンを始めたそう。

「西部のブリストルという港町なんですが、大先輩のみなさんにはかないませんが、サーフィンを始めてみました。そこで自然のパワーを肌身で感じることができます。いつかマーシーさんともサーフィンできたらいいですね」。

話は、それぞれが感じる海や自然への思いを深める内容に。

会場には、本誌モデルとしても活躍中の水上剣星さんの姿をキャッチ。時計好きでもある彼は、このモデルの説明にも真剣に耳を傾けていた模様。

会場には、本誌モデルとしても活躍中の水上剣星さんの姿をキャッチ。時計好きでもある彼は、このモデルの説明にも真剣に耳を傾けていた模様。


「サーフ&ノーフ(サーフィン&農業)のライフスタイルは、ある意味で自然に身をまかせることが重要。農作物の出来、不出来にも影響がありますし、今年も気候が変動していて、例年と違うので、新たな発見もありました」というマーシーさん。

一方で、子供時代からデンマークで過ごした聡さんは、改めてこのプロジェクトの重要性に触れる。



「デンマークでは、学校の授業でエコロジーの重要性も学びます。教育によって自然保護の重要性を認識できたのはいいところ。最近では、海洋プラスチックゴミについてのニュースに本当に心を痛めています。だからこそ、時計を通じたこのプロジェクトはとっても有意義だと感じます」。

SDGsにコミットした腕時計一本から、ここまでの広がりを見せることができることを考えると、海洋プラスチックゴミをアップサイクルする「アイコン #タイド」の試みの意義深さが改めて感じられるのだ。
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