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⑨ 総柄&アートなニットが“たけし”風にならない方法



ーーいよいよアウターなしで過ごせる暖かい日も増えてきました。着用点数が減ると重ね着でお洒落するのは、難しい。

「そうなると、一点で主役を張れる“キャラ立ち”した服の出番です。シンプルばかりではツマラナイから、こんな時季こそ、“派手”を思う存分楽しみましょう」。

ーーそれで、ビートたけしさん風のニットなんですか?

「総柄の感じが、まさにそんな雰囲気ですよね(笑)。これは、ジャン=ミシェル・バスキアのアートをジャカード編みで表現したワコマリアのスプリングニット。コットンにモヘアなどを混紡した上質感があるし、アートを身に着ける満足感も得られます」。

⑩ ベルト付きのラベンハムを選んだ理由と着こなし方



ーーめっきり春らしさも感じられますが、まだ夜は寒い。とりわけ着こなしが難しい季節ですよね。

「軽やかに見せたいけれど寒いのはイヤ。服飾界でいう“梅春”の装いは結構悩みます。車移動の場合はごまかしが利きますが、電車や徒歩移動の場合は特に難しい」。

ーーそこでキルティングコートのお出ましということですね。絶妙なAラインで、風になびいて素敵です。

「僕が愛用しているセレクトショップのレショップがラベンハムに別注したバルカラーコートなのですが、着丈とシルエットがお気に入りポイント」。


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