一軍アウターは「プラダ」の新作
ポケット使いが際立つ、ブラックナイロンを用いた「プラダ」のジャケット。アイコニックなサフィアーノトライアングルも、モードな雰囲気に拍車をかける。
ハイブランドからストリートまで、数えきれないほどのアウターを所有しているという久保田さん。
「『シュプリーム』や『ステューシー』、『グッチ』『フェンディ』……ブランドに関係なく、気に入ったものを買っている感じなので、本当に色々あります。あまりに多いので、いつも年末になるとじゃんけん大会を開催して、勝った後輩にあげています」(久保田かずのぶさん、以下同)。
そんな久保田さんが、今回“一軍”アウターとして選んだのは「プラダ」の新作だ。
「アウターが欲しくて、いろいろチェックしていたのですが、この時期はみんなダウンに走りがちでしょ? だから、あえてブラックナイロンのカバーオールタイプにしました」。
さすが、洒落者は目のつけどころが違う。
「ポケットには、しっかりとリベットが打ち込まれているんです。モードなハイブランドにも関わらず、ラギットな要素も盛り込まれていて気に入っています」。
その着こなしを、細部まで見ると……
ブラックと赤でまとめた、旬なラグジュアリー×スポーツのミックススタイル。
虎の刺繍が施されたトラックパンツは「エイプ」のもの。「プラダ」のアウターに、引けを取らない存在感だ。
レターソックスと「ザ・ノース・フェイス」のシューズが、ストリート感を加速させる。
インパクトのあるアイテムを取り入れながら、統一感のあるコーディネイト。ロゴや色の組み合わせなど、細部まで計算しているからこその着こなしだ。
3/5