大学3年時から設計事務所でアルバイトを始め、卒業後は大手ハウスメーカーに就職。施工管理や設計業務に関わる仕事は充実していたが、徐々に組織の中で仕事量に忙殺され、自分のアイデアを反映できない働き方に違和感を覚える。
そんな状況を打破すべく、アイネストに転職したのは2020年だ。同社は都内の城南エリア(主に世田谷区や目黒区)をメインに、デザインにとことんこだわった建売住宅を供給している。扱うのは1億円以上の高額物件のみで、「建売の常識を覆す」「感性を刺激する新しいライフスタイルを提供する」というのがモットーだ。
「最初はアイネストが手掛けた入居前の物件を見学させてもらったんですが、建売でこれだけのクオリティはすごいなと思いました。企画段階から設計業務に携われるというのも大きかったです。また、面接担当者の『みんな自分の家を造っている感覚でやってるよ』という言葉にもグッと来ましたね」。
こちらの物件は土地込みで2億8000万円、敷地形状と区割りを活かしてベストな間取りを考える。
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