沼ること必至! ハマったら抜け出せない魅力
作者の桜井のりおさん...…やってくれたなって感じですよ。危ないんですよ、この漫画。一度ハマったら抜けられない沼ですね。もはやドラッグです。
描かれてる視点は100%男なんですけど、ネット情報によると、桜井先生は女性だそうで……。完ッ全に騙されました。めちゃくちゃ男の気持ちをわかってるんですよ。
カーストの頂点と底辺の距離が縮まっていく!
杏奈は芸能事務所に所属していて、実際にスタイルもいいし、性格もめちゃくちゃいい。そんでもって、結構な天然キャラなんですよ。ずっとお菓子を食べてるのも可愛いし、男なら嫌いになるやつはいないでしょうね。
そんな杏奈を京太郎は「殺したい」っていう歪んだ目で見てるんだけど、それでも杏奈から話しかけられると「あぁっ、あうぁぁっ……」ってテンパっちゃうんです。免疫がゼロなんですね。
だからこそ、せめて妄想の世界では……ってことでめちゃくちゃにしてるのかもしれませんね。
京太郎はいつも休み時間を図書室で過ごすんですけど、杏奈も隠れてお菓子を食べるためだけに図書室に通うんです。そこで徐々にふたりの関係が築かれていく流れですね。
京太郎はだんだん杏奈のことが好きだっていう気持ちを認めていくし、恋をすることで真っ直ぐなやつになっていくんですよ。
最初は天と地ほどの開きがあったふたりの距離がちょっとずつ近づいていく過程がすごく面白いですね。
3/4