大学を卒業後は、地元の広告代理店や医療機器メーカーの商品開発担当を通してマーケティングおよびSNS運用やデジタル系の知識を身に付ける。
さらに2021年、「広報をやってみたい」という思いから凸版印刷グループで電子書籍ストアを運営するBookLiveに転職。まだ専任がいなかったX(旧Twitter)の公式アカウントの担当を任された。
「マンガを読むならブックライブ♪」というテレビCMでもおなじみ。
「そこそこ漫画には詳しいつもりで入社したんですが、他の社員たちの博識っぷりに圧倒されたんです。焦ってもっとハイペースで漫画を読むようにしました。
Xの公式アカウントには自分が読んだオススメ漫画を投稿するなど、フォローメリットのあるアカウント作りを心掛けています」。
担当就任から約2年で5万5000人の新規フォロワーを獲得。
また、これまでの仕事でやりがいを感じたのはキャラクターを讃えるマンガアワード「マガデミー賞」の全体統括を任されたこと。
作品そのものではなくキャラクターの魅力を審査する賞なのだ。
「入社して間もない時期に上司が立ち上げた企画で、真っ先に『やりたいです!』と手を挙げました。
協力してくれる書店さんを集めて、一般の方々からの推薦応募と、漫画に詳しい審査員による審査で受賞キャラを選ぶんです。その他、全体のスケジュール管理や社外・社内の調整、授賞式開催の対応など、いろいろやっています」。
今年度も、特別審査員には漫画好きとして知られるお笑いトリオ「ハナコ」が就任。
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