国産時計、セイコーに感じる「日本の魅力」
「マリンマスター 1965 メカニカルダイバーズ 現代デザイン SBEN007」自動巻き、SSケース、39.5mm径。42万9000円/セイコー プロスペックス(セイコーウオッチお客様相談室 0120-061-012)
マックスさんが経営するプラットフォーム「カムイ」は、日本各地のガイドが独自の自然体験プログラムを提供し、ユーザーがこれを選んで享受する、いわゆるマッチングサービスだ。
「日本の自然が持つ魅力を世界に発信したい。自然への畏怖や信仰が、文化と融合しているのが日本の特徴。生まれ故郷でもあるこの日本の自然で味わった神秘的な体験を世界中に広めたい思いが第一です」。
「スピードタイマー メカニカルクロノグラフ SBEC021」自動巻き、SSケース、42mm径。35万2000円/セイコー プロスペックス(セイコーウオッチお客様相談室 0120-061-012)
バックカントリー(=ゲレンデなどの管理されたエリア以外でのスキー&スノボー)好きなマックスさんが、それまでのキャリアであった弁護士の職を辞してまでこの事業を開始したのは、日本の自然への強い愛着があったのだ。
取材&撮影は、都内の自邸で行われたのだが、いわゆる一流と呼ばれるようなインテリアやアートに囲まれた素敵な空間。
「一生使えるものを、と選んでいます。僕はデザインが好きなので、機能と美的要素が巧みに融合した機能美に惹かれるんです。道具ならば、壊れにくさや頑丈性も大事」。
このように、もの選びの基準も明確だ。日本の自然や一流のプロダクトを愛するマックスさんは、セイコーのプロダクトにも敬意を表する。
「セイコーは、日本が誇る時計メーカーの老舗。今回着けるこの2本の腕時計は、特にクラシカルなデザインでヘリテージも感じさせるし、クオリティもきっと優れているのでしょうね」。
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