「私は商品を売るというよりは、お店に寄り添う存在でありたい」という言葉が印象的だった綾乃さん。推薦してくれたのは同じ事業部の上司、古元 聡さん。
「誰とでもすぐに仲よくなれるし、ノリがいいので、そういう面では営業向き。女性だからというわけではなく、朴澤という人間性を買ってもらっています。
プライベートですか? 何人かの社員と一緒に飲んだとき、悩み事があって大泣きしているんですよ。そこへ、お母さんから電話がかかってきて、でもちゃんと返事をできないから、なぜか僕が電話を代わって『上司です』と言いながら話したことがあります」。
「お母さんもノリがいい感じでした」と古元さん。
面白すぎると思いながらオフィス見渡すと「とろみ鍋」と書かれたボードが目に入った。
これは?
「飲食店の宴会メニューに役立ててもらおうと、毎年、『トレンド鍋』を発表しています。2023年はめちゃくちゃ暑かったので逆に冷え疲れをしちゃってて、体を温める鍋が流行るんじゃないかということで『とろみ鍋』です。とろみは熱が冷めにくいので、電気代の高騰に悩んでいるお店にとってもメリットがあると思います」。
大なめことなめたけで餡を作り、上からとろろをかけるという「とろみ鍋」の一例。
そうそう、忘年会の話ですよ。1996年オープンというグルメサイトの先駆けだけあって、会社の宴会に強いらしい。
では、今年の忘年会と新年会、上手な店選びに関するアドバイスはありますか?
「じつは、10月からサイト名を『楽天ぐるなび』に改称しまして、対象店舗を利用すると楽天ポイントが貯まる仕組みになっています。とくに、1月31日までは最大3万ポイントをプレゼントするキャンペーンをやっているので、これはかなりお得だと思います」。
コロナ禍が開けて4年ぶりの忘年会は期待値が高く、予約が伸びているそうだ。
仕事以外の話も聞いてみた。
「最近、ゴルフを始めたんですよ。営業先では趣味がゴルフの方がけっこう多くて、共通の話題ができました。今年の5月は東京営業チームのコンペに参加して、秩父国際カントリークラブでラウンドしました」。
「ベストスコアは117、まだまだ練習中です」という綾乃さん。
また、オフの日は自宅でNetflixの海外ドラマ三昧。テレビはないので、プロジェクターでスクリーンに映して鑑賞している。
最近ハマっている『ルパン』というフランスのドラマのワンシーン。
笑いの絶えない取材、ありがとうございました。
最後に読者へのメッセージをお願いします。
綾乃さん自身も新たな伝説を作るかもしれない季節が始まる。
[取材協力]ぐるなびwww.gnavi.co.jp