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2023.12.03

どれがテスラを超える? 日産やホンダが出した「自動運転時代に選ぶべき車は?」への4台の回答



「運転するのが楽しい」という人も多いだろう。しかし、やがてやって来る「自動運転化時代」には、ハンドルを握ったり、アクセルを踏む必要がなくなってしまうかもしれない。

そのとき、我々はどんな車を選べばいいのだろう。

4年ぶりの開催となった東京モーターショー改め、ジャパン・モビリティ・ショー2023の会場から、未来の最適解を探ってみた。 

【写真10点】「ドライバー不要。自動運転時代の車」を写真でチェック

気分まで読み取って、車内の環境を変えてくれるミニバン

日産「ハイパーツアラー」。大容量バッテリーの電力をキャンプ地など出掛けた先で使うことも想定されている。

日産「ハイパーツアラー」。大容量バッテリーの電力をキャンプ地など出掛けた先で使うことも想定されている。


前と後に大きく開いたスライドドアの先に見えるのは、後ろへ向いた運転席&助手席。向かい合う後席との間には……よく見ると茶釜が見える!

さらに茶釜を支える部分やルーフには組子や格子をモチーフとしてデザインされているし、床には川床や空の風景を映し出せるのだという。まるで派手好きな秀吉が喜びそうな“動く茶室”だ。

全固体電池を採用する未来のBEVミニバンとして、日産がお披露目したのが「ハイパーツアラー」。

自動運転で走行中は乗員が向き合って会話を楽しめる。じゃあ、会話を弾ませるための演出って、重要じゃない!? と問いかけるようなコンセプトカーだ。

全固体電池によりフルフラットなフロアを実現。低重心によりフラットで安定感のある走りを実現するという。

全固体電池によりフルフラットなフロアを実現。低重心によりフラットで安定感のある走りを実現するという。 


各シートのヘッドレストにはバイオセンシング付きのAI機能が備えられている。こいつが乗員の脳波や心拍数などから気分を判断し、空調や照明を自動調整することで「室内の雰囲気を最適に演出」するってわけ。

じゃあ「あー、波に乗りたい!」と思ったら、車内が西海岸になる!? 「キャンプに行きてー!」なら、カワセミがいるような河原!? 

妄想は尽きないけど、少なくともインテリアの自由度は上がりそう。いつ乗っても同じ車内の風景じゃ、自動運転時代じゃなくてもつまらないからね。


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