JEMY「T-MAD」
IATデザインと、上記でも紹介した中村史郎氏のSN DESIGN PLATFORMによる共同デザイン。
全長約5.9m、全幅約2.2mとトヨタ「タンドラ」とほぼ同サイズだから、日本でなかなか見られないその巨艦っぷりにまず目がひかれる。
しかもSFっぽい観音開きのドアを開くと、さらにスペースシップさが増す。何しろドライバーズシートが真ん中にあるのだ。
まだコンセプトカーだが、トラックには見えない斬新なスタイルは、トラックを仕事ではなく遊びに使いたい我々にとっては大歓迎!?
開発したのは物流機器の製造・販売を行う埼玉県のヤマト・インダストリー社と、中国の自動車メーカーの裏方として開発エンジニアリングに携わる、愛知県のIAT社。
火星探査へでも出掛けられそうなデザインの、フルサイズピックアップトラック(の電気自動車)なのだ。
ドアは左右に大きく開く観音開き式。運転席&2列目シートは180度向きを変えることやロングスライドが可能。
何しろアメリカでは、昨年フォードがフルサイズピックアップのベストセラー、「F-150」の電気自動車(F-150ライトニング)を発売している。
「とはいえフルサイズはさすがに日本じゃ取り回せないなあ」と思っていたら「これがLサイズだとしたら、MやSサイズもすぐ作れる」らしい。まじですか! ぜひ次回はMやSサイズも見せてください!
5/5