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2023.11.29

デカ過ぎ!沖縄限定!水に浮く!電気で広がる「車の選択肢」。変化の兆しを感じる7台の個性派EV



BEV(電気自動車)時代のメリットのひとつは、多くの個性的な車に乗るチャンスが増えること。エンジン車と比較すると構造が単純なため、小さな企業も参入しやすいからだ。

EV(電動車)先進国の中国では約100社もの企業がBEVやPHEVを生産している。そして日本でも。既存メーカーにはない個性的なBEVがジャパン・モビリティ・ショー2023に出展されていた。

どれも「こんな選択肢があったら面白い!」と思えるような個性派ばかりだ。

【写真14点】「スタートアップの個性派注目BEV」を写真でチェック
 

トノックス「クロスケ」「ランドクルーザー60」

トノックス「クロスケ」。移動したい距離に合わせてバッテリーを搭載する方法を採る。

トノックス「クロスケ」。移動したい距離に合わせてバッテリーを搭載する方法を採る。


マットブラックのボディとひとつ目ライト、ひとり乗りで軽自動車のバンより小っちゃいのがいい感じのモビリティ。名前は見た目通りの「クロスケ」だ。

そもそもトノックス社はこれまで主に自動車メーカーの下請けとして車体の製造や特装車の架装を行ってきた神奈川県の企業。しかしBEV時代を迎え、数社共同でマイクロ・ユーテリティ・ビークルを開発することにしたという。黒子役から檜舞台へと立つというわけだ。

大容量バッテリーから水素まで、次世代エネルギー源の中から何をどう使うのがいいかと検討を重ねた結果、現状の最適解とはじき出したのが「小さい車で、バッテリー交換型」。1回分のバッテリーで最大100km程度走ることを想定している。

2025年の市販化に向けて開発中で、今後宅配業界などで大いに活躍しそうだが、我々のちょい乗りにも使いたくなる、このかわいさは都内移動でも目立つこと間違いなしだろう。

ボディが小さい割に意外と荷室は大きいから、遊び道具を詰め込むにも良さそう。

ボディが小さい割に意外と荷室は大きいから、遊び道具を詰め込むにも良さそう。



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