▶︎すべての写真を見る 新連載「My NewBalance, My Life」●1906年に矯正靴のメーカーとして創業し、今や世界中の人々の足元を支えるブランドに成長したニューバランス。その魅力に取り憑かれた愛用者の言葉から、ビッグブランドの真髄に迫る。
ニューバランスを愛する人々を招聘し、お気に入りのモデルや忘れられない1足についてを語ってもらう連載がスタート！
第1回のゲストは、OCEANSをはじめテレビや広告など数々の媒体で活躍するモデルの櫻井貴史さんだ。ニューバランススニーカーの所有数は、なんと150足！
話を聞いたのは……
櫻井貴史●1979年生まれ、茨城県出身。高校在学中からモデルとしてのキャリアをスタートし、雑誌から広告、CM、ドラマまで多岐に渡り活躍中。業界屈指の“ニューバランス愛好家”として知られ、好きが高じて家族や友人にプレゼントすることも。数カ月前には、母親に「990v6」を送ったそう。
150足の中から厳選した“ベスト5”を拝見！
ーーまず、所有する約150足の中から、特にお気に入りの5モデルをご紹介いただけますか？ 
2008年に発売された「スーパー チーム 33」×ニューバランス「998 “スーパー チーム 33”」。
【1足目】「998 “スーパー チーム 33”」
櫻井 では、最も古いモデルから。これは、ニューバランスのアメリカ・スコヘーゲン工場で働くスタッフの中から選ばれた、33名からなるプロフェッショナルチーム「スーパー チーム 33」が手掛けた「998 “スーパー チーム 33”」です。
レザーアッパーには高級バッグをイメージしたクロコダイルパターンが左右非対称で型押しされていて、このラグジュアリーな雰囲気が気に入っています。
「998」はこの1足しか持っていないんですが、所有しているニューバランスの中で最もパンチが強く、唯一履き心地が......（笑）。
というのも、踵のライニングがサテンのようなツルツルとした素材だから、どんなに靴紐をキツく縛っても踵から抜けてしまうんですよ。でもこれって、デザイン性を求めたからこそなので、垣間見える人間味にもはや可愛さすら感じています。
2/8
