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BMWが進む未来を予告したコンセプトカー

BMW「Vision Neue Klasse」。エンジンがないのにボンネットの長いロングノーズで、ノーズの先が前方に大きく傾斜したシャークノーズなところは、BMWの遺伝子だ。

BMW「Vision Neue Klasse」。エンジンがないのにボンネットの長いロングノーズで、ノーズの先が前方に大きく傾斜したシャークノーズなところは、BMWの遺伝子だ。


BMWの未来を示すコンセプトカーが「Vision Neue Klasse(ビジョン・ノイエ・クラッセ)」だ。

今年9月のIAAモビリティショー2023(旧フランクフルトモーターショー)で初めて披露され、ジャパン・モビリティ・ショー2023でもお披露目された。

「Neue Klasse(ノイエ・クラッセ)」とは英語で「New Class(新しいクラス)」の意味。具体的には1960年代にBMWを飛躍的に成長させた、現在の5シリーズの前身となる中型スポーツセダンを指している。

当時苦境に立っていたBMWを救った、同社にとっては特別な“新しいクラス”なのだ。

既存のBMW車と異なり、窓が大きいのも「Vision Neue Klasse」の特徴のひとつ。また同社のナビ等の統合制御機能「iDrive」はジャスチャーで操作可能になるなど、大きく進化するらしい。

既存のBMW車と異なり、窓が大きいのも「Vision Neue Klasse」の特徴のひとつ。また同社のナビ等の統合制御機能「iDrive」はジャスチャーで操作可能になるなど、大きく進化するらしい。


そんなアイコニックな言葉が使われた“未来のBMW”のキドニー・グリルは、ヘッドライトと一体化。

最近のBMW車のキドニー・グリルは、出る度に大きくなっていたが、ついにヘッドライトまで飲み込むようだ。けれど、このほうがシュッとしていて大歓迎!という人も多いのでは?

2025年には「(この意図を汲んだ)モビリティを路上で実現し、BMWを新しい時代へと導きます」としている。

実車を見た人の中には、そのサイズ感から、次期3シリーズが該当するのでは?と予想する人も多数。確かに現行型は2018年(日本は2019年)の登場だから、タイミング的にはぴったりだ! 2025年といえばあと2年足らず。果たして結果はいかに!?


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