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浴びてきた紫外線の量で一気に差が出る40代

――20代までの肌と、30代以降の肌での違いはありますか?

コラーゲンの量は20代後半から減ってくるとされています。減っていく加速度は、浴びた紫外線の量によって変わるので、紫外線対策は重要です。

30代になってコラーゲンが減ると肌の弾力性が失われます。このほかにも、毛穴の目立ちやたるみ、シワなど、あらゆる老化の原因となります。

――老化はいつ頃から顕在化されるのでしょうか?

個人差があるので一概にはいえませんが、例えば、学生時代にやっていた部活が室内競技だったか、屋外競技だったかにもよっても、大きく変わってきます。

つまり、浴びてきた紫外線の量が違うということです。あくまでも個人的な感想ですが、時期としては40歳を過ぎたあたりで一気にその差が出てくるように感じます。



――老化を防ぐのにはどうしたらいいでしょうか。

30〜40代からでも遅くないので、まずは危機感を持ち、スキンケアを見直していただくと良いと思います。

先ほどもお伝えしましたが、本来は男性が女性よりも紫外線ダメージを受けやすいにもかかわらず、夏に日焼けをしているのは圧倒的に男性です。

それは、スキンケアに興味がなかったり、知らない方が多いからだと思います。乾燥が気になる秋冬こそ、ご自身のスキンケアを見直す機会にしていただけたらと思います。


アウトドア好き、スポーツ好きの諸兄は、思い当たることが多いのでは?

引き続き後編では、今からでも始められるスキンケアのポイントを小林先生に伺う。


アントレース・ 高山奈美(メディア・ビュー)=取材・文

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