寒い時季やガスの残量が少ないときにパワーダウンさせない方法
バーナーを寒い場所で長時間使い続けたり、ガスの残りが少なくなってくると、火力が不安定になった経験はないだろうか。
安定して燃焼できてこそ、バーナーは実力を発揮できる。赤ではなく、青い炎は燃焼がうまくいっている証拠。
バーナーは、ガス缶内の液体ガスを気化させてから燃焼させている。
液化したガスが気化するとガス缶内の圧力と温度が徐々に下がり、液体が気化しづらくなるので、連続して長い時間使うと火力が不安定になりやすい。
そんなときは、ガス缶を温めてやることで、問題を少し改善することができる。
手が冷たいのを覚悟で両手で缶を包んだり、お湯で濡らした手拭いなどをガス缶にかけるだけでも、だいぶガスの出具合が変わる。もしくは使う直前まで、ガス缶をウェアの中に入れて温めておくのも効果的だ。
ちなみによくレザーやネオプレーン地などのカバーが販売されているが、カバー自体が発熱するわけではないので、被せるとガス缶が保冷されてしまって逆効果な場合も。カバーは缶の保護&おしゃれ用と考えよう。
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