歴代の900番台を徹底比較!
Q21. 「990v2」の特徴は?1998年に出てきたモデルで、1990年代から採用されるようになった小ぶりのNロゴと、衝撃吸収性に優れた素材をソールの前後に使うことで、よりクッション性に優れたシューズになりました。
Q22. 「990v3」の特徴は?「レブライト」というソール材を使って軽量化を図ったもので、それまでの「990」と比較して、グッと軽さを感じられるシューズになっています。今でも非常に人気のあるモデルです。
石井さんが手に持っているのは「990v3」だ。
Q23. 「990v4」の特徴は?v3で使っていたソール材よりもさらに軽い「アクティバライト」という素材が使われています。またカカト部分も、よりホールド感が増したデザインになっていることも特徴です。
Q24. 「990v5」の特徴は?特徴的なのはカカト周りのホールド感を高めるためにTPU素材を外付けで使っていること。それ以外はミニマルで洗練されたアッパーデザインなっています。
Q25. 「990v6」の特徴は?現行のランニングシューズに使われている「フューエルセル」というソール材を使うことで反発性が加わり、よりスポーティな履き心地とデザインになっています。女性からも好評です。
Q26. 「990v6」が出た後の反応は?これまでニューバランスは男性が好きなシューズ、という印象が非常に強かったのですが、「990v6」は女性からの反響もすごく大きかったです。店頭で試着した方からは「今までの990の履き心地とはひと味違う」「クッション性が高くて履き心地がいい」といった声をいただいています。
Q27. 石井さんが990シリーズの中で好きなモデルは?「990v2」ですね。
取材当日も「990v2」を履いていた石井さん。
Q28. その理由は?カカト部分のフィット感とクッション性をしっかり感じられること。アッパーが足に吸い付いてくれるような感じがあるので、v2がいちばん好きです。
Q29. 「991」「992」「993」はどんな違いがある?「991」は、現在イギリスのみで製造されていますが、「990v2」の次のモデルとして、2001年に発売されました。「990v2」と同様に、外からクッション材が見える「ビジブルデザイン」が特徴で、非常に高いクッション性を感じられるシューズです。
ソールの透明の部分から、クッション材が見える。
「992」は、ゲル状のクッション材「アブゾーブSBS」がソール前後に配置されています。ゲル状の素材にしたことで、ランニングシューズに必要な反発性を詰め込んだシューズになっています。
「993」は「991」と「992」を掛け合わせたような履き心地。非常に軽い「アクティバライト」というソール材をベースに、前方には「992」の「アブゾーブSBS」、カカト部分には「991」の「アブゾーブ」というクッション材を使うことで、柔らかさと反発性の両方が味わえるようになっています。
Q30. 「996」はどんな特徴がある?990のシリーズでは3代目に当たるモデル。カカト部分の「エンキャップ」という構造と、「シーキャップ」という圧縮されたソール材がミックスされているのが特徴です。
現在はオリジナルをベースに、「CM」という形で女性用、男性用、お子様用と、幅広く展開しています。ニューバランスの中でもいちばん知名度のあるデザインだと思います。
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