「弊社はマーケティングコンサルティングをメイン事業としていますが、クチコミマーケティングやソーシャルメディアマーケティングを起点に事業を大きくした背景もあり、消費者の声や気持ち、インサイトを的確に理解した戦略設計やプロモーション企画が得意です。面接時に話を聞き、好きやワクワクをカタチにできる会社と感じて、直感的に『ここで働きたい!』と思いました」。
現在は営業職としてクライアントの窓口に立って要望を聞き、要件を整理し、具体的なプロモーションを提案するという仕事をしている。プランナーやコンサルタントなどスタッフのアサインといった業務もある。
クライアント提案に向けた戦略会議の様子。
「お客さまのマーケティング課題を解決する仕事ですね。課題の内容には、ブランドの認知が足りていない、認知はされているけどリピート率や利用者数が少ない。よくないイメージを脱却したいなどさまざまです」。
なお、トライバルメディアハウスは企業ロゴも面白い。カラフルなアルファベット26文字+αで構成されており、無限の選択肢の中から最適な組み合わせをサービスとして提供するという同社の想いが込められている。
アルファベットの組み合わせでいろんなワードが生まれてくる。
社外向けのセミナー講師としても活躍。
冒頭でも書いたが、この会社にはユニークな福利厚生制度がいくつもある。その一例が「バンジージャンプ/パラグライダー支援制度」。
「代表が社員からパラグライダーを勧められて、実際にやってみたら『世界が変わった。他の社員にもこういう体験をしてもらいたい』となって導入された制度です。バンジージャンプ、パラグライダーともに、会社から1万円の費用補助が出ます」。
日本一の高さを誇る茨城県「竜神大吊橋」の上から果敢に飛び降りる社員。
そんな杏菜さんを推薦してくれたのは入社以来、上司として彼女をずっと見守ってきた執行役員で本部長の鳴海まいさん。
「とにかく、責任感がめちゃめちゃ強くて仕事を最後までやり切るタイプ。部署が超多忙のときに新規クライアント様のSNS運用とプロモーション提案の引き合いを、久保さんが持ち帰ってきたんです。『空いているメンバーもいないし、私も手伝えないよ』と言いましたが、ひとりで提案書を作って、ひとりでやり抜きました」。
「しかも、提案の日が誕生日だったんだよね」と笑う鳴海さん。
プライベートについても聞いた。子供の頃から本好きだったこともあり、現在の趣味も読書。
注目の3冊を教えてもらった。
以下、後日送ってもらった推薦コメントは少し長いが、非常に熱がこもっているので全文をご紹介したい。
・『フーガはユーガ』伊坂幸太郎
ミステリー小説で双子の誕生日に互いが入れ替わるというファンタジーあり。ちょっと不思議でなんだか切ない物語の世界に引き込まれます。
・『カラフル』森 絵都
他人に生まれ変わって人生をやりなおす物語。全体的に優しい文面で、重くて暗いシーンも優しく表現されている。小説内にでてくる「黒だと思っていたものが白だったなんて単純なことではないんだよ」という文章が好き。
・『月とコーヒー』吉田篤弘
コーヒーをテーマにした短編集。短編で違う物語が詰まっている中で、繋がっている軸もあって面白い。多くが語られすぎずに想像力を掻き立てられるので、静かに過ごしたい夜に丁寧に読み進めたくなるお気に入りの本。
取材中はノートパソコンの裏に貼ってあるバンドステッカーも気になっていた。
サンボマスターはわかるが、ズーカラデルとは?
「まだマイナーではあるものの、ゆるい感じが癖になるバンドです。邦楽ロックが好きなので、いろんなライブやフェスにもよく行っています」。
サンボマスターのライブに参戦した際のウキウキ写真。
キャンプにもハマっており、今年4月に行った千葉県の「しげキャン」というキャンプ場も楽しかったという。
電灯がないので晴れた日には満天の星空が満喫できる。
ログハウスサウナも人気。
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