「最近のSUVが格好いい」とか「昔のビートルがかわいい」「今も昔もデザインがモダン」などなど、人によってフォルクスワーゲンというブランドに対するイメージはさまざまだと思う。
個人的に、フォルクスワーゲンは“愛されキャラ”のブランドだと感じている。以前にヴェルターゼーというイベントを取材したときに、オーナーがこのブランドに注ぐ愛情がひしひしと伝わってきたのだ。
オーストリア南部の森に囲まれた、ヴェルターゼー湖の湖畔で開かれるこのイベントは、1982年に始まったときにはゴルフGTIのオーナーが100人ほど集まるオーナーズミーティングだった。それがあれよあれよと成長して、ヨーロッパ全土から20万人以上が集まる巨大イベントになった。
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