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しかし、なんと効果は一定以上実感している

ところが、同調査には面白い結果があります。

企業は「ウェルビーイング経営」の推進によって、社員のエンゲージメントやモチベーションが向上しているとの回答が半数を超えており、効果は一定以上実感できているというのです。これは一体どういうことでしょうか。

「幸福」を明確に定義したり可視化したりすることは困難であり、だから何をしてあげたらよいのかもわからないので、各社やっていることはバラバラで試行錯誤している状況。

それなのに、なぜだか社員には好影響を与えており、効果を実感していて、元々の目的は達している。とても不思議な現象です。


「幸せになってほしい」という気持ちが大事なのかも

思うに、「ウェルビーイング経営」というのは、何らかの具体的な施策群のことを指すのではなく、会社が自社の社員の幸福を願う、ケアをするという「姿勢」や「思い」のことを指すのではないでしょうか。

例えるなら、誕生日に何かプレゼントをもらったり、パーティを開いてもらったりすれば、それらが自分の趣味に合わないものであったとしても、一定うれしさや感謝、好意を感じるでしょう。

つまり、「何だかわからないけど、たまにすべったりもするけれど、うちの会社は社員が幸せになってくれるように、とにかくできることをしてくれている」という「姿勢」自体が社員の幸福感、あるいはそこまで行かなくとも、会社へのエンゲージメントや仕事へのモチベーションを上げているのではないかということです。


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