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2023.11.18

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SANU 本間貴裕さん「2拠点生活で仕事も遊びもシームレス」OCEANS AWARD受賞者インタビュー

ほんまたかひろ●1986年生まれ、福島県出身。2010年、「あらゆる境界線を越えて、人々が集える場所を」を理念に掲げ、ゲストハウス・ホステルを運営するBackpackers’ Japanを創業。同年、古民家を改装したゲストハウス「toco.」をオープン。’19年に「SANU」を創業。

ほんまたかひろ●1985年生まれ、福島県出身。2010年、「あらゆる境界線を越えて、人々が集える場所を」を理念に掲げ、ゲストハウス・ホステルを運営するBackpackers’ Japanを創業。Nui Hostel & Bar LoungeやCIATN、K5をプロデュース。’19年に「自然と共に生きる」をコンセプトにSANUを創業。

「The BEST Wellbeings」をイヤーテーマに掲げ、OCEANSが初めて開催したアワード「OCEANS Feel So Good AWARD」。アドバイザリーボードとともに、オンもオフも両方輝いているWellbeingな8名を選出。それぞれが輝いている秘密を探っていく。

未来に楽しみがあれば、忙しいい日々でもWellbeing.

「”明日の楽しみ”、ですね」。

本間さんにとってウェルビーイングなときについて訊ねるとこう答えた。自分自身の哲学が確立しているのか、言葉に迷いがない。

「ウェルビーイングって英語でいうと“良くある状態”で、僕にとって”良くある状態”が何かというと、”日々楽しいことがある状態”です。明日とか来週、一カ月後とか未来に楽しみがある状態がウェルビーイング。

だから仕事が大変とか、健康的でなく疲れた生活を送っていたとしても、ウェルビーイングであればそれでもいいです。明日からの旅行が楽しみだなとか、来月の友達との飲み会はどこでやろうかな」とか、考えるだけでわくわくするじゃないですか。



笑顔をたたえ快活に語るが「もちろん、未来に対する心配事はありますよ」と、続ける。

「そういうものはあって当たり前。でもその隣に、楽しいことやワクワクすることがあると思えるかどうかが大事。例えば”学校へ行くのが面倒くさい、だけど好きな女(男)の子と席が隣になったから最高に楽しみ”っていう、そんな感じだと思うんです。

あと不安を完全に取り除いてしまう行為って自分のワクワクも取ってしまうし、自分にとって悪いものをすべて人生から排除していくと、人として胡散臭くなる気がするんですよね。そして心が平穏な状態のときより、ストレスがある状態で外遊びをする方が実は気持ちいいというのもあります(笑)」。


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