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地元が支える平原さんのウェルビーイング



平原さんと言えば、有名なエピソードがある。小学生のときに学校前のサーフスポットが“クソ下”と呼ばれていることを憂い、友人たちとビーチクリーン活動を実施。さらに改名するために啓蒙活動を行ったのだ。そして、この平原さんの地元への愛は今も健在だ。

「今でも湘南のサンセットが一番好きです。冬の湘南って太陽が富士山の向こうに沈むんです。空の色もその日によって、オレンジだったりピンクだったり……。毎日サーフィンをしていると小さなことに気付けなくなりますが、この瞬間は今でも思わずボケーッとしちゃうぐらい幸せな気持ちになる。あの光景が見られただけで、いい1日の終わりだったなと思えます」。

はにかんだような笑顔が印象的な平原さんだが、ときには落ち込むこともある。そんなときに心を軽くしてくれるのもまたサーフィンであり、地元の仲間たちだ。


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