▶︎すべての写真を見る 「帰ってきた完売アウター」とは…… 肌寒くなってきた秋口から、真冬を経て春先まで。イン&アウト自在でロングタームの活躍が見込めるフリースは、今季も見逃せない存在だ。
なかでもフレッシュな完売候補生たちを、5つピックアップしてみた。
① エル・エル・ビーン ジャパンエディションのフリース
1万9800円/エル・エル・ビーン ジャパンエディション(エル・エル・ビーン 0422-79-9131)
“いい意味でイナタイ”でお馴染みの老舗からは、素朴なルックスのプルオーバータイプがスタンバイ。‘90年代のフリースをベースに日本のデザインチームによって開発された1着は、復刻デザインがソールドアウト続出のエル・エル・ビーンにあってとりわけ注目を集める。
着回しの効くブルーを基調に、エメラルドグリーンを効果的にあしらい、胸のファスナースライダーにカタディンネームをさりげなく採用。デザイン的な主張をあえて抑えることで、タイムレスな魅力を助長させている。
上身頃からショルダー、スリーブまでを1枚の生地で構成し、腕の可動域を広げる点も見逃せない。
レトロ顔に反し、ファンクションはイマドキだ。素材に使った高機能繊維サーモライト糸は、快適な保温性とストレッチ性、さらには軽量性まで担保。ポケットの袋布には、超細番手の起毛トリコットを使用し、ハンドウォーマーとして頼りになる。
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