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筋肉のため、男性ホルモンを増やす方法はさまざま

――筋トレすると男性ホルモンが増えるってホントですか?

男性ホルモンはレジスタンス運動(筋肉に抵抗をかける動作を繰り返す運動)に対する筋肥大と、それに続く筋力増大の主要な促進因子と考えられています。

一般的に、男性は激しいレジスタンス運動後、テストステロン濃度が上昇します。ただし、加齢とともにレジスタンス運動に対するテストステロンの増加反応も低下します。

――男性ホルモンを増やすには、どのくらいのレジスタンス運動が必要ですか?

筋肉痛が生じる程度のレジスタンス運動が必要だと思います。とはいえ、オーバートレーニングになってはいけないので、筋トレしたら中2日くらい休んで、同じパーツは週2回程度のトレーニングを目安にしましょう。私の場合は週に3時間くらいを筋トレに費やしています。

――男性ホルモンを増やす手っ取り早い方法は?

男性ホルモンを増やす方法としては、食事内容などの工夫などがありますが、多忙でストレスを多く抱えた現代人には、その工夫によって増やせるホルモン量に限界があります。

ホルモンレベルを測定し、男性ホルモンが減少していると診断された方は、ホルモン補充療法を検討しても良いでしょう。

――筋肉を維持するため、ホルモン投与を一生続けるべき?

男性更年期状態となって毎日投与することもありますが、決して毎日投与する必要はなく、ここぞというときに頓用で用いても構いません。

――筋肉のために、ホルモン補充するのはハードルが高い気が……。

海外ではホルモン補充療法が普及しており、例えば、フィットネス文化も根付いているアメリカでは、40歳以上の30人に1人にあたる170万人がテストステロンを使った治療を受けているという報告があります。

アメリカでは定年がありませんから、テストステロン補充をして、いつまでも活力を保ちながら仕事を続け、若々しく充実した人生を送ることを目指そうと考える方が多いようです。

ホルモン剤は種類が複数あり、効果の程度や副作用に違いがあります。また剤型には注射剤から、手軽な塗り薬や経口薬などがあります。

ホルモン補充療法を行うなら、必ず医療機関で適正なホルモン剤を選んでもらい、副作用チェックなどの管理をしてもらいながら行うようにしましょう。


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