般若が女子高生の友情に涙……一体何が?
あと、
ゆずとまこっちゃん。2人の関係が僕は本当に好きです。
ゆずは
すごく美人で人気があるけど、おそらく
中身はすごく質素で、
モテすぎるが故のトラウマも抱えています。
まこっちゃんは
自分の見た目に自信がない、内向的な性格。最初は
ゆずのことをやっかんだりもしていました。
美津未のクラスメイト、ゆず(左)とまこっちゃん(右)
2人はすごく対照的だし、実際に最初は水と油みたいな関係だったんだけど、だんだんと理解し合っていくんです。
まこっちゃんが想いを寄せる先輩と神保町でデートするときなんかは、ゆずが事前にメイクやファッションを教えるんですね。
で、まこもせっかく気合いを入れて頑張ったのに、結局デートはうまくいかなかった。その結末を知ったゆずが、すぐにまこっちゃんのもとに駆けつけるんですけど、
俺、正直あそこで泣きました(笑)。
ほかにも忘れられないシーンはいろいろあります。
詳しくは動画で話してるんで、そちらをご覧ください。
「付き合えるなら誰でもいいスタイル」に共感
問題は
志摩君ですね。彼は問題ですね〜。
天然で学年一のイケメンなんだけど、人たらしなんですよ。
人気があるけど、人とは深く関わりたくないっていう臆病なキャラ。みんなにいい顔をしてるんだけど、そこを美津未が変えていくっていうね。
他にも好きなキャラはたくさんいます。例えば、
「女子と付き合えるんだったら相手は誰でもいい」っていうスタイルの山田。 正直、「
こいつの言ってること、めちゃくちゃわかるぞ!」っていう(笑)。山田に関しては、男性の支持率がすげぇ高いと思います。俺は山田に共感できますね。
高2年に進級すると、
氏家清彦と八坂千笑璃(ちえり)っていう新キャラも出てきます。
この氏家はヤバいです(笑)。
実際にいたら「ぶん殴るぞ」っていうくらい要領が悪い男だけど、好きですね。
超〜面白いんですよ。 あと、八坂の存在。
あの子は絶対に闇が深いと思いますよ。
人の男を取るのが大好きっていう、結構とんでもないやつです。
美津未に対して、笑顔ですごいこと言うじゃないですか。
「岩倉さんは他人の評価なんてどうでもいいって言い切れるくらい愛されて生きてきたんだね」って。
まだ描かれていませんが、八坂は多分、家族関係に問題があって、何か欠落してるところがあるんですよ。
正直、俺は
八坂にすごい興味があります。彼女がどうなっていくのかっていうのは気になりますね。
俺の予想では、
美津未とどこかで対峙して、隠してる本音を言うんじゃないかな〜。それができるのはやっぱり、美津未しかいないんで。
この作品は、ほとんどの男が知らない世界線
みんな、ちょっとずつ過去に何かがあるところにも共感できるし、そこもこの作品に引き込まれる魅力なのかなって思います。
ちなみに、この漫画で描かれてる世界は、ほとんどの男は知らないと思います。やっぱりベースが女子高生の話なので。だけど、不思議と共感するところが必ずあるんですよ。
とにかくすごくいい作品なんで、今すぐ読んでほしいですね。めちゃくちゃ面白いです。
ということで、今回は『スキップとローファー』を紹介しました。それでは、また次回。ありがとうございました!
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