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グーチョキパー初のバイクラッピングデザイン

——バイクのラッピングデザインは、3人でどのように作業を進められたのでしょうか?



石井 3人がそれぞれにデザインしたいろんなグラフィックを最後に合体させました。画面上でコラージュさせたものを実車の写真にはめ込んでみながら、「もっとこんなパーツがあったほうがいいかもね」って相談しながら調整しています。

浅葉 バイクをデザインすること自体初めてだったので、最初に色味のトーンとかイメージのベースを共有して、バイクに関しては石井がイニシアチブを取りながら、3人の意見をまとめました。

ドゥカティジャパンからのパーツのデータを元に、各自が持ち寄ったグラフィックを組み合わせていく。

ドゥカティジャパンからのパーツのデータを元に、各自が持ち寄ったグラフィックを組み合わせていく。


石井 それぞれデザインするときの役割や得意分野みたいなものはあるんですが、僕らも3人でやってきた経験が長いので、ジャズみたいにフリーにセッションしながら、役割を横断してブラッシュアップしていった感じです。

常に3人でコミュニケーションしながら作品を作り上げていく。

常に3人でコミュニケーションしながら作品を作り上げていく。


——バイクラッピング 以外にも、ロゴやポスター、ステッカーなどをデザインしていますが、制作期間はどのくらいですか?

飯高 実際に3人でやりとしながら作っていった期間は、2〜3週間くらいでしたね。

コラボTシャツもグーチョキパーがデザイン。男心をくすぐるスペシャルピースは、イベント参加者全員にプレゼントする予定だ。

コラボTシャツもグーチョキパーがデザイン。男心をくすぐるスペシャルピースは、イベント参加者にプレゼントする予定だ。


石井 新型スクランブラーは、元々のバイク自体が洗練されているので、それに付け加えるデザインを考え出すのには少し時間がかかったというか、苦戦しました。

浅葉 ここも手書きのほうが面白い質感が出るんじゃないかとか、そこまでしなくていいんじゃないかとか、結果ポスターのデザインなどは線をかなり手書きにしたのは大変でしたね。

アナログのテイストも活かすため、デザインにはペンや画材も豊富に使われている。

アナログのテイストも活かすため、デザインにはペンや画材も豊富に使われている。


石井 グラデーションとかノイズを出すために、あえて手書きをスキャンして、パソコン上でエフェクトをかけて。でも、WEBやSNSなどで紹介されるときはデジタルなので、ちょっとピクセルっぽい要素とかも取り入れてみたり。

浅葉 複数の色じゃなく、一色でグラデーションを作ったほうが合うかなとか、色味や質感の部分は時間をかけましたね。
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